髙橋 均
  タカハシ ヒトシ   TAKAHASHI Hitoshi
   所  属   旭川校
   職  名   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2011/07
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 称揚される「開かれた住まい」:居住空間における子どもをめぐる新たな「真理の体制」の成立
執筆形態 単著
掲載誌名 『子ども社会研究』
出版社・発行元 ハーベスト社
巻・号・頁 17
概要 居住空間の教育的編成をめぐる言説分析の論稿。1980年代までは「閉じられた住まい」称揚の時代であり、「個室を子どもに与えることが、子どもの個性を伸ばすことにつながる」とする言説が支配的であったが、1990年代以降、「住まいのなかの仕切りを取り払うことで、家族メンバー同士のコミュニケーションが深められる」とする「開かれた住まい」称揚言説が、その支配性を確立する。その生産者は、「建築士」・「住宅建設業界経営管理職」であり、その勢力は圧倒的に大きく、居住空間における子どもの育ちに関する「まなざし」をめぐって、新たな「真理の体制」の成立したことを明らかにした。