髙橋 均
  タカハシ ヒトシ   TAKAHASHI Hitoshi
   所  属   旭川校
   職  名   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2003/11
形態種別 学術雑誌
標題 言説分析における主体概念の再検討:主体の「脱-中心化」から「再-中心化」へ
執筆形態 単著
掲載誌名 早稲田大学大学院教育学研究科紀要 別冊
巻・号・頁 10(2),63-73頁
概要 言説と主体の関係性についての考察を目的とした論稿。アルチュセール(Althusser, Louis)のイデオロギー的主体化論、フーコーの言説的主体化論、バーンスティンの<教育>言説論では、共通して主体が「脱―中心化」されたものとして描かれており、そこでは「主体の抵抗」の可能性が奪われているため、現象学的社会学におけるレリヴァンス概念を援用し、イデオロギー・知識・言説を受動的にではなく、自ら選択的に獲得する主体として概念化した。