萬谷 隆一
ヨロズヤ リュウイチ YOROZUYA Ryuichi 所 属 札幌校 職 名 特任教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/01 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 質の異なるビデオスピーチモデルの採用が学習者のパフォーマンスと不安感に与える影響の調査 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 北海道教育大学紀要 教育臨床研究編 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 北海道教育大学 |
巻・号・頁 | 74(2),75-89頁 |
総ページ数 | 15 |
担当区分 | 最終著者 |
著者・共著者 | 柏敬太・播磨萌・内野駿介・萬谷隆一 |
概要 | 本研究の目的は, 中学校での英語発話活動にモデル映像を活用することの効果を明らかにすることである。実験は中学1年生3クラスを対象に行った。本研究では, 英語ノンネイティブスピーカーによる2種類のスピーチのモデル映像を作成し, 参加者を習熟モデルを視聴するグループと非習熟モデルを視聴するグループとに分け, モデル視聴の前後でパフォーマンスの自己評価と不安感に関するアンケート結果が変化するのかを調査した。また, 二つのモデルの違いによる結果の差についての分析や, 参加者の英語習熟度, 英語発話への不安傾向ごとの分析も行った。その結果, 習熟モデルに学習パフォーマンスを向上させる効果が, 非習熟モデルに不安感を軽減させる効果がある可能性が示唆された。また, 特に不安傾向の高い生徒にとって, 非習熟モデルを視聴することが不安感をより軽減させることができることも明らかになった。 |