田口 哲
タグチ サトシ TAGUCHI Satoshi 所 属 札幌校 職 名 学長 |
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発表年月日 | 2013/07 |
発表テーマ | Znがアンダーポテンシャル析出したPt 多結晶電極上での硝酸イオン還元 |
会議名 | 日本化学会北海道支部2013年夏季研究発表会 |
発表区分 | 学会発表 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 北見工業大学 |
種別 | 地方的規模 |
発表者・共同発表者 | 小川瑞紀・ 田口 哲 |
概要 | NO3-の電気化学的還元は,基礎研究としての重要性に加え,環境水域中や放射性廃棄物中のNO3-の無害化,ε-カプロラクタム合成に必要なNH2OHの合成など応用面からも興味ある研究対象である。我々は,(111)テラスと(111)×(111)ステップを持つPt(s)-[n(111)×(111)]高指数面電極上でのNO3-還元において,ステップ密度増大に従ってNO3-還元活性は増大するが,電位を負に走査すると,ピーク電位を境に還元電流が低下する負性抵抗を示すことを明らかにした。これは,NO3-が吸着しているステップサイトへの水素Hの吸着に伴い,吸着NO3-が脱離する事が原因であることが推察された。本報告では,Pt(110)(=Pt(s)-[2(111)×(111)])に類似の特徴を持つ多結晶PtにZnをアンダーポテンシャル析出(upd)させた電極上でのNO3-還元を調べることで,この原因について検討した。 |