山口 好和
  ヤマグチ ヨシカズ   YAMAGUCHI Yoshikazu
   所  属   函館校
   職  名   准教授
発表年月日 2021/03
発表テーマ 「経験としてのカリキュラム」概念が学校教育と親和性をもつには -道内ローカル記事の分類整理を通じて-
会議名 北海道教育学会第65回研究発表大会
主催者 北海道教育学会
発表区分 学会発表
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
国名 日本
開催地名 オンライン
開催期間 2021/03/06~2021/03/07
種別 地方的規模
発表者・共同発表者 山口好和
概要 教育研究者や教育実践に携わる人々にとって、一定期間、特定の主題で得られた学びの成果を「経験としてのカリキュラム」として価値づけることは、日常の一部である。保育領域では「ドキュメンテーション」の研究蓄積も急速に進んでいる。しかし”EBPM(Evidence-based Policy Making)”の方針のもとで導入された各種指標や、成果達成を急ぎ過ぎる”PDCAサイクル”の具体策は、ポリフォニックな議論の場を設けないとデータや手法が一人歩きする危惧もある。地域や保護者の期待に応えようとする学校の熱意が、教育実践の対象化、相対化から遠ざかる恐れもある。地域リソースの活用に手をこまねく学校を一概に「校長のリーダーシップ不足」とするのは短絡的である。そこで本報告では、道内の新聞記事から地域資源の価値表現の方法を集めた。