蠣崎 悌司
  カキザキ テイジ   KAKIZAKI Teiji
   所  属   札幌校
   職  名   特任教授
発表年月日 2010/07
発表テーマ 酵素反応を利用したpHの変化する緩衝溶液を用いる実験
会議名 日本化学会北海道支部
発表区分 学会発表
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
開催地名 函館
種別 地方的規模
発表者・共同発表者 菊池結衣・濱野兼貴
概要 初等教育においても,水溶液の正確な液性判定にはリトマス紙に代って,ブロモチモールブルー(BTB)などの鋭敏な酸塩基指示薬が用いられる.大学教育でも酸解離平衡の理解を目的として,pH変化に伴うBTBの可視吸収スペクトルの解析実験がしばしば取り上げられる.しかし,変色pH領域で5種以上のpHの異なるサンプルを用意する必要があり,操作は煩雑であることに加えて授業者の実験準備に労力を要する.酵素をよる尿素分解反応を利用して,自動的にpHの変化する緩衝溶液の利用を考察した