教員情報 - 長尾　智絵 | 北海道教育大学

学位

1.	2017/03/20	博士（学術）（日本女子大学）
2.	2004/03/25	修士（教育学）（奈良教育大学）

所属学会

1.	2023～	⾳楽学習学会
2.	2021～	函館学校教育学会
3.	2019/12～	日本子ども社会学会
4.	2017～	人文学会
5.	2018/04～2020/03	∟ 幹事（会計担当）
6.	2013/04～	日本幼児教育学会
7.	2008/04～	日本音楽表現学会
8.	2007/04～	日本音楽教育学会

委員会・協会等

1.	2021/01～	函館学校教育学会事務局次長
2.	2018/04/01～2020/03/31	キャンパスコンソーシアム広報ワーキンググループ
3.	2018/04/01～2020/03/31	函館人文学会会計担当

現在の専門分野

教育学
幼児教育学, 音楽教育学

研究テーマ

1.	2015/04～	幼児の創造的表現を援助する保育者養成個人研究（キーワード：創造性、幼児、保育者養成）
2.	2012/04～	統合的実践に向けた幼児の音感教育とリトミック教育の相互関係を探る歴史的体系的研究国内共同研究（キーワード：音感教育、絶対音感教育、リトミック）

研究内容

１．日本の幼児期の教育に自然に浸透している音感教育について、その教育法成立の歴史的経緯について、特に、戦前、国民学校芸能科音楽の基礎練習として絶対音感教育が取り入れられた経緯について、軍部との関わりに注目して、明らかにするため研究を進めています。
２．幼稚園教育要領『表現」では幼児の「創造性を豊かにする」ことが明記されています。そのために保育者養成ではどのようなスキルや知識が求められているのか、実践研究などを通して研究しています。

担当講義

保育内容指導法（表現Ⅰ）
保育内容指導法（環境）
幼児と環境
幼児音楽
初等音楽
地域プロジェクト
地域教育ゼミナール
教職実践演習（初等）

著書、学術論文

1.	2023/09	論文	数の概念に焦点を当てた絵本の比較分析ー領域「環境」と小学校算数教育との接続を意識してー学校教育学会誌 26,1-9頁（共著）
2.	2023/09	論文	日本ハリストス正教会における合唱指導の実態ーフランスのソルフェージュ史との関連 26,100-109頁（単著）
3.	2023/07/31	論文	日本における絶対音感教育の先駆としてのハリストス正教会の合唱指導 : 研究史の整理を中心に DOI 機関リポジトリ Web Site 北海道教育大学紀要. 基礎研究編 74(1),85-93頁（単著）
4.	2021/09	論文	未経験者による箏指導の授業実践ーICTの活用に注目してー学校教育学会誌 24,35-42頁（共著）
5.	2021/09	論文	領域「環境」における「お散歩コース」をつくる試み学校教育学会誌 24,17-24頁（単著）
6.	2021/08/30	論文	他者の幼児理解と自らの幼児理解を共有することの意義ー幼児の自由な楽器遊び場面を事例としてー幼児教育学研究 28,19-31頁（共著）
7.	2020/03	論文	幼児の「音を聴く」ということ—自由な楽器との触れ合いを通して— 北海道教育大学附属函館幼稚園紀要（単著）
8.	2020/02	論文	国民学校芸能科音楽「聴音練習」成立期における陸軍の動向北海道教育大学紀要（教育科学編） 70(2),49-59頁（単著）
9.	2019/03	論文	「わらべうたであそぼう」活動報告北海道教育大学附属函館幼稚園教育研究紀要 78-80頁（単著）
10.	2019/03	論文	国民学校芸能科音楽の「聴音練習」と一宮道子による音楽教育との関連について学校教育学会誌 (23) （単著）
11.	2019/02	論文	加藤直四郎と日本ハリストス正教会の合唱北海道教育大学紀要（教育科学編） 69(2),219-228頁（単著）
12.	2018/03	論文	「つぶやき歌」から歌をつくる活動ー保育内容「音楽表現Ⅱ」の授業実践よりー北海道教育大学附属函館幼稚園教育研究紀要 94-96頁（単著）
13.	2018/02	論文	幼稚園教育実習を対象とした研究の特徴と研究成果蓄積との関係北海道教育大学紀要（教育科学編） 68(2),85-97頁（単著）
14.	2017/08	論文	一宮道子による「絶対音感及び和音感を基調とせる女学校の音楽教育」 —昭和12年度の武蔵野高等女学校での実践に着目して— 音楽教育学 47(1),37-48頁（単著）
15.	2017/03	論文	「きくこと」と「つくること」の相関を視座とする一宮道子の音楽教育実践ー歴史的・音楽分析的手法によるー日本女子大学大学院人間生活学研究科学位（博士）申請論文（単著）
16.	2017/03	論文	一宮道子のリズム感指導ー日常の動作とコトバからリズム感を養成するー北海道教育大学附属函館幼稚園教育研究紀要 89-95頁（単著）
17.	2017/03	論文	幼児のガラクタを使った活動と領域「環境」との関連学校教育学会誌 (22),9-15頁（単著）
18.	2016/12	論文	幼児の「歌をつくる」活動を支える環境−昭和41年の日本女子大学附属豊明幼稚園の実践− 人間教育学研究 (4),141-149頁（単著）
19.	2016/03	著書	バイエル原典探訪-知られざる自筆譜・初版譜の諸相 8-12頁（共著）
20.	2016/03	論文	一宮道子による「音をきく」音楽ゲーム−領域「環境」と「表現」との関連に注目して— 学校教育学会誌 (21),59-68頁（単著）
21.	2016/03	論文	国民学校芸能科音楽の「聴音練習」と戦後の小学校学習指導要領（音楽）との関連について日本女子大学大学院紀要家政学研究科・人間生活学研究科 (22),1-6頁（単著）
22.	2015/04	論文	一宮道子と天野蝶の幼児のための新しい音感・律動訓練の共同開発について幼児教育学研究 (22),33-42頁（単著）
23.	2015/03	論文	一宮道子著『おとあそび』掲載の「ふしぎなちゅうしゃ」の創造性−昭和39年『幼稚園教育要領』に記載された「創造性」との関わりから− 日本女子大学大学院紀要. 家政学研究科・人間生活学研究科 (21),1-7頁（単著）
24.	2014/03	論文	「音の作文」と呼ばれた作曲指導―絶対音感教育から出発した一宮道子の実践が示すもの Journal of Creative Music Activity for Children 2,46-63頁（単著）
25.	2013/03	論文	一宮道子の生い立ちと京都時代の音楽教育日本女子大学大学院紀要. 家政学研究科・人間生活学研究科 (19),17-24頁（単著）
26.	2010/11	論文	『保育におけるピアノの流行』と保育者養成機関ピアノ教員の関心の在り方との関係について奈良教育大学研究紀要（人文、社会） 59(1),159-174頁（共著）
27.	2010/11	論文	明治後半期（1887年～1910年）の２拍子唱歌の旋律・リズム様式分析について音楽表現学 8,73-80頁（単著）
28.	2009/11	論文	バイエル教則本初版本の研究奈良教育大学紀要（人文、社会） 58(1),121-126頁（共著）
29.	2008/12	論文	採用試験要項の分析から見た本学の学生に要求されるピアノ演奏能力奈良保育学院研究紀要 (13),1-9頁（単著）
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月刊誌、書評、報告集及びコラム

1.	2023/06	歴史の影にいる女性実践家たち（国際地域研究Ⅴ）
2.	2022/06	日本人らしさってどういうこと（国際地域研究Ⅳ）
3.	2021/04	”進んだ”地方の音楽文化（国際地域研究Ⅲ）
4.	2020/03	音楽と国際交流（国際地域研究Ⅱ　コラム１）
5.	2015/03	音楽教育者　一宮道子が遺したもの（絆第21号2）
6.	2015/03	指揮台の上にわれ死なん　一宮道子先生の生涯（豊明小学校豊明会新聞第120号）
7.	2014/03	作曲家・増本伎共子さんにきく : 私か受けた一宮道子の音楽教育（Journal of creative music activity for children 2）

学会発表・講演

1.	2023/11	〈楽譜の読み方〉再考－ソルフェージュ史の視点から－（函館学校教育学会年会）
2.	2020/10	函館とハリストス正教会の音楽（国際地域研究シンポジウム）
3.	2019/10	国民学校芸能科音楽「聴音練習」に至る軍部の干渉の実態について（日本音楽教育学会第５０回東京大会）
4.	2018/10	ティート加藤直四郎の合唱に捧げた生涯―大沼魯夫の言説から辿る日本正教会合唱指導の解明に向けて―（日本音楽教育学会第４９回岡山大会）
5.	2017/12	RETHINKING ABSOLUTE PITCH TRAINING IN JAPAN（INTERCULTURAL INTERACTION IN MODERN MUSICAL AND EDUCATIONAL SPACE）
6.	2017/12	一宮道子にみる日本の音楽教育史（函館人文学会平成２９年度年次大会）
7.	2017/10	「絶対音感教育」とリトミック教育との相互関連―山田耕筰と園田清秀をめぐる人間関係の考察による―（日本音楽教育学会第48回愛知大会）
8.	2015/10	一宮道子の日本女子大学附属豊明幼稚園における音楽活動―音感を生活に取り入れることから劇あそびへの発展―（日本幼児教育学会第２３回大会）
9.	2014/10	音楽教育者　一宮道子が遺したもの（日本女子大学児童学科縦の会第21回フォーラム）
10.	2014/06	The Musical Play The Magic Injection（Creativity Conference 2014）
11.	2013/10	一宮道子による「音の作文」―「音感教育」を基調とする作曲指導―（日本音楽教育学会第44回大会）
12.	2013/05	一宮道子による音感教育の遊戯化について−戦前の実践記録から−（音楽教育史学会第26回大会）
13.	2012/10	一宮道子の幼児音楽教育について−絶対音感教育との関係から−（日本音楽教育学会　第43回大会）
14.	2011/10	戦前の唱歌と戦後の「生活の歌」との連続性（日本音楽教育学会第42回大会）
15.	2010/09	戦後の2拍子のこどもの曲に頻出する基本拍単位リズム型−戦前のこどもの歌との連続性・非連続性に着目して−（日本音楽教育学会第41回大会）
16.	2010/06	「おべんとう」と「唱歌調」―日本人の2拍子リズム表現―（日本音楽表現学会　第８回大会）
17.	2009/10	バイエル教則本初版とペータース版のスラーの異同について（日本音楽教育学会　第40回大会）
18.	2007/11	研究動向の分析から見えてくる保育者養成機関のピアノ指導カリキュラム形成過程とその問題点（日本音楽教育学会　第38回大会）
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外部補助金等

1.

2022/04～2027/03

ハリストス正教会合唱指導およびリトミック教育に発する絶対音感教育成立の系譜的研究 (若手研究)

職歴

1.	2007/04～2016/03	学校法人白藤学園奈良保育学院非常勤講師
2.	2009/04～2016/03	帝塚山大学非常勤講師
3.	2011/04～2016/03	神戸松蔭女子学院大学非常勤講師

社会における活動

1.	2023/07～2923/07	まなびプロジェクト
2.	2020/12～2021/08	教員免許状更新講習（選択領域科目担当）
3.	2019/08～2019/08	教員免許状更新講習（選択領域科目担当）
4.	2018/08～2018/08	教員免許状更新講習（選択領域科目担当）
5.	2017/08～2017/08	教員免許状更新講習（選択領域科目担当）
6.	2016/08～2016/08	目白ゼミナール　実行委員
7.	2014/10～2014/10	（講演）音楽教育者　一宮道子が遺したもの