(最終更新日:2024-12-21 22:59:16)
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学位
1. |
2010/03/04
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博士(学術)(広島大学) |
2. |
2001/03/23
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修士(教育学)(広島大学) |
3. |
1999/03/23
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学士(教養)(大阪教育大学) |
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関連リンク
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所属学会
1. |
~ |
関西楽理研究会 |
2. |
2023/04~ |
∟ 編集委員 |
3. |
2009/01~ |
音楽教育史学会 |
4. |
2007/06~ |
日本音楽教育学会 |
5. |
2007/02~ |
音楽表現学会 |
6. |
2011/07~2015/06 |
∟ 編集委員会 委員 |
7. |
2014/11~2016/09 |
∟ 学会論文集編集委員長 |
8. |
2018/07~2019/06 |
∟ 理事 |
9. |
2019/07~2022/06 |
∟ 事務局長 |
10. |
2024/07~ |
∟ 参与 |
11. |
1995/09~ |
日本音楽学会 |
10件表示
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全件表示(11件)
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委員会・協会等
1. |
2023/07/01~ |
日本音楽表現学会 会員情報管理システム構築WG 委員長 |
2. |
2023/04/01~ |
関西楽理研究会 編集委員 |
3. |
2019/07/01~2022/06/30 |
日本音楽表現学会 事務局長(役員) |
4. |
2018/07/01~2019/06/30 |
日本音楽表現学会 理事 |
5. |
2015/04~2016/03 |
道民カレッジ大学インターネット講座 制作委員会 制作委員 |
6. |
2014/06~2018/06 |
日本音楽表現学会 ピアノのサロン運営 運営連絡 |
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現在の専門分野
美学、芸術論, 教科教育学、初等中等教育学, 教育学 西洋音楽教育史, 西洋音楽史 (キーワード:音楽教育史、ドイツ、教員養成史、音楽教本、音楽文化と学校)
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研究テーマ
1. |
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18世紀~19世紀ドイツにおける音楽教授 個人研究 |
2. |
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明治期~大正期におけるドイツと日本の音楽教育の関係 個人研究 |
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研究内容
主に17世紀以降のドイツにおける音楽理論書や教則本などから、音楽を教授することそれ自身と、またヨーロッパの知全体における音楽の知(技能的な知も含む)がどう考えられていたかを研究しています。また、音楽の知が、他の文化圏へと移転し異なる文化的文脈へと移入されることにも興味があり、その一端として欧米(ドイツ、アメリカなど)と日本の音楽教育との関連にも関心を持っています。いわば、音楽的知の文化移転・脈絡変換と言えましょう。
このことは、洋楽を移入することに一生懸命になったことから端を発している現代の日本の音楽教育を考えるうえで重要な基礎をなすと考えています。教育の大転換時代を迎える(といわれる)今、表面的な制度論からの学校教育の転換だけではなく、歴史的に見た根の深いところから考え直すべきだと考えています。また、小手先の指導方法論ばかりを身につけるのではなく、目の前の子供たちが将来背負ってゆく自文化について興味を持ち、そこから音楽教育を考えられる教員を養成しなければならないと考えています。これこそ、研究の場である大学で教員養成をする意義だと思っています。 |
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担当講義
初等音楽科教育法、中等音楽科教育法I, II、初等音楽、音楽文化基礎演習I、音楽史、音楽文化研究I~IV、教職実践演習 |
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著書、学術論文
1. |
2021/04/12 |
著書 |
バイエルの刊行台帳 世界的ベストセラーピアノ教則本が語る音楽史のリアル (共著) |
2. |
2016/04 |
著書 |
『バイエル』原典探訪 知らざる自筆譜・初版譜の諸相 (共著) |
3. |
2021/08/31 |
論文 |
19世紀ドイツ語圏の教員養成所における音楽教育と採用時の音楽能力の関係に関する一考察 音楽教育史学会創立30周年記念誌(音楽教育史研究第23号&音楽教育史学会創立30周年記念誌合併号) 93-102頁 (単著) |
4. |
2024/03/28 |
論文 |
19 世紀後半~ 20 世紀初頭のドイツの教員養成における演奏レパートリー ─ アイヒシュテットとヴォルフェンビュッテルのLehrerseminar 教員養成所での演奏会の検討を中心に ─ 関西楽理研究 (40),1-16頁 (単著) |
5. |
2024/11 |
論文 |
教員志望学生の教育実習事後における省察内容の事例研究―「現状分析シート」に記された省察語の計量テキスト分析 ― 北海道教育大学紀要 教育臨床研究編 76,93-108頁 (共著) |
6. |
2022/03/31 |
著書 |
地域探究力・地域連携力を高める教師の育成 地域共同型教員養成教育の育成 307-314頁 (共著) |
7. |
2022/02/28 |
論文 |
16世紀から19世紀ドイツにおける中等学校の音楽教員の性格に関する研究 -学識者から職業音楽家としての変貌に関する歴史的検討- 北海道教育大学紀要(教育科学編) 72(2),317-323頁 (単著) |
8. |
2021/12/25 |
論文 |
音楽教育における音楽形式に関する小論 -西洋音楽史での形式理解に基づいて- 釧路論集 北海道教育大学釧路校研究紀要 (53),89-93頁 (単著) |
9. |
2020/12/25 |
論文 |
19世紀中ごろのドイツの教員養成における音楽教育 -グリンマの教員養成所Lehrerseminarを例に 釧路論集 北海度プ教育大学釧路校研究紀要 (52),93-100頁 (単著) |
10. |
2020/08 |
論文 |
18世紀ドイツのオルガニストの音楽家像,学校教師像 ― 古典派時代のある無名オルガニストの遺産関係文書を手掛かりに― 北海道教育大学紀要 教育科学編 71(1),295-305頁 (単著) |
11. |
2020/03 |
著書 |
増山賢治先生御退官記念論文集 53-68頁 (共著) |
12. |
2020/03 |
論文 |
19世紀ドイツにおける教育機関設立後のオルガン教育 -創立1843年から1880年ごろまでのライプツィヒ音楽院の本試験Huptprüfung、学籍簿Inskription、学修証明書Zeugnisからの考察― 北海道教育大学紀要(教育科学編) 70(2),253-264頁 (単著) |
13. |
2018/12 |
論文 |
F.バイエル『バイエル教則本・付録編メロディーブックop.101bis』研究 釧路論集 -北海道教育大学釧路校研究紀要 (50),69-76頁 (単著) |
14. |
2018/02 |
論文 |
ドイツにおける「子どもの音楽」の歴史的考察 : J. F. Kelzの子供の音楽に着目して 北海道教育大学紀要. 教育科学編 68(2),467-474頁 (単著) |
15. |
2017/12 |
論文 |
音楽家の教育史的背景 ~ヨーロッパにおける「音楽家」とキリスト教的教養の関係に注目して~ 釧路論集 北海道教育大学釧路校研究紀要 (49),117-122頁 (単著) |
16. |
2017/03 |
著書 |
音楽科における「音楽文化の理解」の能力形成とその可能性 子どもの”総合的な能力”の育成と生きる力 (共著) |
17. |
2016/11 |
論文 |
19世紀ドイツの手稿譜を読む―その教育的な内容と構成に注目して― 関西楽理研究 33,101-112頁 (単著) |
18. |
2016/08 |
論文 |
教員養成課程における「脱教科型学び」の構想 北海道教育大学紀要. 教育科学編 67(1),289-300頁 (共著) |
19. |
2016/02 |
論文 |
18世紀~19世紀ドイツの手稿譜における教育的内容についてお資料研究 1 ~ドイツ・アルテンブルクに残された手稿譜に焦点を当てて~ 北海道教育大学紀要(教育科学編) 66(2),191-201頁 (単著) |
20. |
2015/12 |
論文 |
18世紀~19世紀前半ごろのドイツにおける音楽教授の諸相とその研究手法について 釧路論集 北海道教育大学釧路校研究紀要 (47),149-156頁 (単著) |
21. |
2015/08 |
論文 |
『バイエルピアノ教則本』École Préliminare de Pianoの初版について -複数の初版とその版数および刷りの解明― 北海道教育大学紀要 教育科学編 66(1),195-205頁 (共著) |
22. |
2014/12 |
論文 |
音楽科における「音楽文化についての理解」に関する考察 釧路論集 (46),153-158頁 (単著) |
23. |
2014/12 |
論文 |
小学校音楽科における歌唱指導法に関する一考察-「モデル・パターン方式」に着目して 釧路論集 (46),159-166頁 (共著) |
24. |
2013/12 |
論文 |
ドイツのオルガン教授と洋楽黎明期日本との接点についての試論-島崎赤太郎の「オルガン留学」を通しての検討- 関西楽理研究 30,46-56頁 (単著) |
25. |
2013/12 |
論文 |
鍵盤楽器演奏の難易度についての歴史的考察 -「静かな手」について― 釧路論集 北海道教育大学釧路校研究紀要 (45),93-98頁 (単著) |
26. |
2013/03 |
論文 |
18世紀鍵盤楽器教授のお悩み相談-J.G.ブッフホルツの『音楽教授問答集』より- 音楽文化教育学研究紀要 25 (単著) |
27. |
2012/12 |
論文 |
チェルニーのピアノ教授-チェルニーのピアノ教授に関する手紙 Carl Czerny. Briefe über den Unterricht auf dem Pianoforteを手掛かりに- 釧路論集 (44),105-110頁 (単著) |
28. |
2012/03 |
論文 |
ライプツィヒ時代の嶋崎赤太郎 -ライプツィヒ音大に残された史料を中心に- 『研究紀要ⅩⅩⅢ』 23,39-45頁 (単著) |
29. |
2012/02 |
論文 |
18世紀〜19世紀のドイツ鍵盤楽器における運指練習についての試論 : 二人のトーマスカントールをつなぐ運指ドリル 北海道教育大学紀要. 教育科学編 62(2),95-104頁 (単著) |
30. |
2010/12 |
論文 |
「バロック」とはそれほど異文化的なのか?-18世紀後半から19世紀前半の音楽教本における装飾音と通奏低音の教程の検討より- 音楽表現学のフィールド 204-213頁 (単著) |
31. |
2010/03 |
論文 |
18 世紀ドイツにおける鍵盤楽器教授の内容と方法-M.J.F.ヴィーデブルクの鍵盤楽器教本(1765,67,75)の検討を通して-
音楽教育史研究 (12),23-33頁 (単著) |
32. |
2010/03 |
論文 |
近世ドイツにおける鍵盤楽器教授の史的展開-レーラインを中心とした18世紀後半から19世紀前半の鍵盤楽器教本を手がかりに-(博士学位請求論文) (単著) |
33. |
2008/12 |
論文 |
レーラインの鍵盤楽器教本研究5―運指教程についての研究2― 音楽文化教育学研究紀要 (XX),409-418頁 (単著) |
34. |
2007/12 |
論文 |
レーラインの鍵盤楽器教本研究4―運指教程についての研究1― 広島大学大学院教育学研究科紀要 第二部』(文化教育開発関連領域) (56),363-371頁 (単著) |
35. |
2007/11 |
論文 |
18世紀から19世紀初頭にかけての鍵盤楽器奏者と当時の音楽教授について-ベートーヴェンの言葉「偉大な鍵盤楽器奏者は偉大な作曲家であった」の意味するもの- 音楽表現学 (5),1-10頁 (単著) |
36. |
2007/03 |
論文 |
レーラインの鍵盤楽器教本研究2-装飾音教程の研究- 広島大学大学院教育学研究科紀要 第二部(文化教育開発関連領域) (55),461-467頁 (単著) |
37. |
2007/03 |
論文 |
レーラインの鍵盤楽器教本研究3-装飾音教程の研究2- 音楽文化教育学研究紀要 (XIX),123-131頁 (単著) |
38. |
2006/03 |
論文 |
ピアノ教材の成立に関する歴史的一考察2 バイエルに含まれる「番外練習曲」を例に 教材学研究 17,221-224頁 (単著) |
39. |
2006/03 |
論文 |
レーラインの鍵盤楽器教則本研究1-1765年ごろドイツ語圏において流布していた鍵盤楽器教本との比較研究- 『広島大学大学院教育学研究科紀要 第二部』(文化教育開発関連領域) (54),399-406頁 (単著) |
40. |
2006/03 |
論文 |
西洋における18世紀後半の知識人たちの音楽レパートリー Karl Heinz Ludwig Poelitzを例に
『音楽文化教育学研究紀要』XVIII (XVIII),115-122頁 (単著) |
41. |
2005/03 |
論文 |
Eine “Long-seller Clavierschule“ im 18.u.19. Jh. Eine Über-sicht der Georg Simon Löhleins Clavierschule. (本文ドイツ語)
『音楽文化教育学研究紀要』 XVII (単著) |
42. |
2005/03 |
論文 |
ピアノ教材の成立に関する歴史的一考察 レーラインの鍵盤楽器教本を中心に 教材学研究 16,237-240頁 (単著) |
43. |
2004/03 |
論文 |
あるバッハの孫弟子による『一般音楽新聞Allgemeine Musikalische Zeitung』への投書にひそむもの・・
『音楽文化教育学研究紀要』 XVI (単著) |
44. |
2003/03 |
論文 |
J. S. Bachの『インヴェンション』再考2-当時の音楽教授から見たインヴェンションの再考察-
『音楽文化教育学研究紀要』(広島大学大学院教育学研究科音楽文化教育学講座) XV (単著) |
45. |
2002/03 |
論文 |
教則本『インヴェンション』再考 自筆譜P610の成立についての試論 『音楽文化教育学研究紀要』(広島大学大学院教育学研究科音楽文化教育学講座) XV,27-38頁 (単著) |
46. |
2000/03 |
論文 |
楽師バッハ Mühlhausen期のJ.S.Bachとそのカンタータ作品を中心に 音楽教育学研究紀要 (広島大学教育学部教科教育学科) XII,69-85頁 (単著) |
10件表示
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全件表示(46件)
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作曲・作品・演奏・指揮・出場競技等
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月刊誌、書評、報告集及びコラム
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学会発表・講演
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外部補助金等
1. |
2021/04~
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近代ドイツにおける音楽文化の場としての「学校」をめぐる社会史的研究 (基盤研究(C)) |
2. |
2016/04~2022/03
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Musicus・Musikant の概念を用いた近代ドイツ音楽教授史の総合的な研究 (若手研究(B)) |
3. |
2014/04~2017/03
|
学力困難地域における学校・家庭・地域を通じた総合的な学力向上推進方策に関する研究 (基盤研究(B)) |
4. |
2012/04~2016/03
|
18~19世紀ドイツの鍵盤楽器教授に見る鍵盤楽器奏者の多様性とその史的展開 (若手研究(B)) |
5. |
2005/10~2006/09
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レーラインの鍵盤楽器教本に関する研究 (ドイツ学術交流会(DAAD)給費奨学生) |
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職歴
1. |
2009/04~2011/03 |
くらしき作陽大学 音楽学部音楽教育学科 非常勤講師 |
2. |
2009/10~2011/03 |
奈良教育大学 教育学部 非常勤講師 |
3. |
2011/04~2023/03 |
北海道教育大学釧路校 教育学部 准教授 |
4. |
2023/04~ |
北海道教育大学釧路校 地域学校教育実践専攻 教授 |
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資格・免許
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社会における活動
1. |
2016/12 |
「バイエル」原典探訪:知られざる自筆譜・初版譜の諸相 レクチャーコンサート |
2. |
2016/06 |
日本音楽表現学会全国大会実行委員 |
3. |
2016/05~2018/05 |
日本教育大学協会音楽部門大学部会北海道地区代表 |
4. |
2015/04~2016/03 |
道民カレッジ大学インターネット講座 制作委員 |
5. |
2014/12~2016/09 |
日本音楽表現学会 論文集『音楽表現学のフィールド2』編集委員長 |
6. |
2013/10~2013/10 |
くしろ市民大学 講師 『バッハの音楽とともに巡る中部ドイツの諸都市』 |
7. |
2012/10 |
釧路市民大学講師 「バッハで巡るドイツの都市と音楽」 |
8. |
2011/07~2015/06 |
日本音楽表現学会 編集委員会 委員 |
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画像登録
パリのカタコンブにて
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クリストフォリのピアノ(ライプツィヒ大学楽器博物館)
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クリストフォリのピアノ(ライプツィヒ大学楽器博物館)
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18世紀末ドイツの手書きの音楽教本(作者不詳)
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