(最終更新日:2024-08-22 22:06:10)
  小林 真二
  コバヤシ シンジ   KOBAYASHI Shinji
基本情報
   所  属   函館校
   職  名   教授
   所属講座   国語教育
   電話(D・I)  
学位
1. 1993/03/31
修士(文学)(筑波大学大学院 博士課程 文芸・言語学系)
2. 1990/03/31
学士(金沢大学)
所属学会
1. 1993/04~ 日本近代文学会
2. 1993/04~ 昭和文学会
3. 2000/04~ 坂口安吾研究会
4. 2009/08~2014/03 日本笑い学会
5. 2001/03~2021/03 横光利一学会
6. 1998/10~ 語学文学会
7. 1998/10~ 函館国語会
8. 2000/04~ ∟ 機関誌編集長
9. 2002/04~ ∟ 会計責任者
委員会・協会等
1. 2019/09/01~2023/09/30 函館財務事務所 財務行政アドバイザー
2. 2019/07/01~2020/06/30 日本学術振興会 特別研究員等審査会専門委員、卓越研究員候補者選考委員会書面審査員及び国際事業委員会書面審査員・書面評価員
3. 2019/04/01~ 産学官連携「クリエイティブネットワーク」 幹事
4. 2019/01/31~2022/03/01 大学院改革チーム新専攻部会 構成員
5. 2018/09/04~2019/03/31 教員人事委員会 昇任審査委員長
6. 2018/04/01~ 研究戦略メンバー
7. 2018/04/01~2020/03/31 函館校基金運用委員
8. 2018/04/01~2019/03/31 北海道教育大学入学試験問題点検委員
9. 2017/11/15~2018/03/31 教員審査委員会 大学院担当資格審査委員長
10. 2017/10/01~ 教員養成改革協議会
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現在の専門分野
日本文学
日本近現代文学 (キーワード:坂口安吾、久生十蘭、長谷川海太郎、水谷準、笑いの文化、函館の文学、教科書の中の文学) 
研究テーマ
1.   坂口安吾の文学・思想 個人研究 
2.   大正期函館のモダン文学(長谷川海太郎、久生十蘭、水谷準ら) 個人研究 (キーワード:林不忘、牧逸馬、谷譲次、久生十蘭、水谷準、函館、モダン文学)
3.   近現代日本文学 個人研究 
4.   近現代日本の笑い 個人研究 
5.   戦時知識人の言動 個人研究 
研究内容
基本的には、学生達の言う「ふつうに読んで面白い」文学作品のヒミツについていろいろと考えています。派生的に、近現代日本で評価の低い〈笑い〉や〈夢〉をめぐる文学・文化を見直そうと、地道な掘り起こしと再検討にも力を入れています。また、北海道および函館では、なぜか函館出身のモダン文学者、長谷川海太郎(牧逸馬、林不忘、谷譲次)、久生十蘭、水谷準らが等閑視されていることに疑問を感じ、新資料発掘と再評価に努めてもいます。
 その一方で、教科書でしか文学に触れることのない学生が増えてきた事態を受け、多様な文学に触れさせる契機を作るために、Wikipediatownの推進にも着手しました。
担当講義
日本文学概論Ⅰ、日本文学概論Ⅱ、日本近代文学講読Ⅰ、日本の言語表象文化、近代文学演習Ⅰ、近代文学演習Ⅱ、アカデミックスキル、地域プロジェクトⅠ、地域プロジェクトⅡ、プロジェクトマネジメント演習、国際協働ゼミナールⅠ~Ⅳ
著書、学術論文
1. 2024/03/31 その他  ワークブック 地域課題解決型探究学習&ICTの基本〈改訂版〉   (共著) 
2. 2023/03/31 その他  ワークブック 地域課題解決型探究学習&ICTの基本   (共著) 
3. 2023/03/14 論文  函館資料群による揺籃期の長谷川海太郎研究(一)デビュー作・武富安雄・同盟休校 函館国語 (37),1-13頁 (共著) 
4. 2021/01 論文  坂口安吾新資料「坂口安吾と語る」「ファンの声 坂口安吾氏談」紹介および解題 函館国語 (35),18-25頁 (単著) 
5. 2020/12 論文  坂口安吾全集未収録資料「大衆審査員の回答【7】「還送殺人事件」」について ―全文紹介および解題 語学文学 (59),28-37頁 (単著) 
6. 2016/12 論文  日映時代の坂口安吾をめぐるノート (四) ―「アッツ島」・「大東亜鉄道」― 語学文学 (55),47-56頁 (単著) 
7. 2014/03 著書  田中英光事典  163--165,194-195,245-246,273-274頁 (共著) 
8. 2014/03 論文  坂口安吾全集未収録資料「新伊勢物語」紹介および解題 昭和文学研究 (68),88-95頁 (単著) 
9. 2013/11 論文  久生十蘭新資料紹介――『函館評論』掲載「漫舌」その他 函館国語 (28),50-54頁 (単著) 
10. 2013/03 その他  “めりけんじゃっぷ”は元町育ち 人間と地域 (5),20-25頁 (単著) 
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月刊誌、書評、報告集及びコラム
1. 2024/03 書評 開信介著『久生十蘭研究〈霧〉と〈二重性〉』(『昭和文学研究』2024・3、p272-274)
2. 2022/03 附属函館中学校「地域課題探究」成果報告書(附属函館中学校「地域課題探究」成果報告書)
3. 2019/07 「魚眼図」(北海道新聞夕刊 不定期連載)
4. 2013/03 研究者に聞く 久生十蘭(市立函館高等学校文芸部誌『海碧』第19号,2013・7,P8~18)
5. 2012/10 函館モダン文学史縦覧――「夢十夜」に寄せて(タウン誌「街」536号(終刊号))
6. 2010/09 歴史上のごはん 第十八回 長谷川海太郎 海太郎のごはん(『CARREL』第17巻11号、P130~134)
7. 2005/01 「森敦」、「愛と美について」、「彼は昔の彼ならず」、「列車」(『太宰治大事典』2005年、勉誠出版、P396、397、430、431、471、620、621)
8. 2004/11 「新資料と解題 座談会 東京千一夜/三十分会見記 坂口安吾氏の巻」(『安吾からの挑戦状 坂口安吾論集Ⅱ』2004年,ゆまに書房、P121~135)
9. 2003/07 「四分割秋水伝」、「地の果ての獄」(『山田風太郎 幻妖のロマン』2003年,勉誠出版、P134~135、138~140,)
10. 2002/09 共同討議(川村湊・浅子逸男・小林真二・井口時男)「研究と批評の『あいだ』」(『越境する安吾 坂口安吾論集Ⅰ』2002年,P50~78,ゆまに書房)
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学会発表・講演
1. 2024/06 分光器にかけられた函館少年 ― 長谷川四兄弟の越境と表現 ―(美術講演会)
2. 2023/10 附属中学校と大学との連携・協働による「地域課題解決型探究」カリキュラムの開発及び教材化(日本教育大学協会研究集会)
3. 2023/09 久生十蘭の魔術(お月見朗読会)
4. 2022/10 「地域課題解決型」カリキュラムの開発を目指した附属中学校への授業支援(日本教育大学協会研究集会)
5. 2022/10 久生十蘭を22世紀まで読み継ぐために(文学のひととき)
6. 2019/11 もうひとつの北海道文学を読んでもらうために(渡島教育委員会 教育委員研修会)
7. 2019/10 「地域」貢献型国立大学の取り組み(JICA課題別研修「参加型地域開発のための地方行政強化」)
8. 2019/09 夢十問―不思議な世界の謎と楽しみ方(マシュマロ朗読研究会講演)
9. 2017/06 日本のL型大学の動向と本学の地域プロジェクトについて(JICA「参加型地域開発のための地方行政強化」研修)
10. 2016/10 地域に対する大学の役割―地域プロジェクトを中心に―(2016年度 JICA課題別研修)
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外部補助金等
1. 2011/04~2014/03  大正期函館圏モダニズム文化の研究―長谷川海太郎・久生十蘭・水谷準を中心に― (基盤研究(C))
職歴
1. 1997/05~1998/09 筑波大学 大学院博士課程日本文化研究学際カリキュラム 助手
2. 1998/10~ 北海道教育大学函館校 教育学部人間地域科学課程国際文化・協力専攻日本語・日本文化分野 准教授
3. 2013/04~ 北海道教育大学函館校 教授
資格・免許
1. 1990/03/31 国語科教員免許(中学・高校)
社会における活動
1. 2019/07~2020/05 コラム「魚眼図」執筆
2. 2019/04~2019/04 NHKラジオ「ラジオ文芸館(「ラジオ深夜便」内コーナー)」解説
3. 2018/10~2018/10 大島三緖「切り取る記憶 文学の宇宙 異才を育んだ奇跡の街」(『日本経済新聞』2018・10・28)取材協力
4. 2018/09~2019/12 ソーシャルクリニック巡回型サテライトオフィス
5. 2018/04~ 財務行政アドバイザー
6. 2016/04~2018/03 財務行政モニター
7. 2012/04~2016/03 尚学会理事
8. 2012/02~ 函館市教育委員会・図書館協議会委員
9. 2011/04~2012/09 FMいるか「読んで面白い文学案内」パーソナリティ
10. 2007/08 第5回青春海峡文学賞審査委員
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