(最終更新日:2024-05-09 08:46:48)
  久能 弘道
  クノウ ヒロミチ   KUNOU Hiromichi
基本情報
   所  属   旭川校, 学校臨床心理専攻
   職  名   教授
   所属講座   学校教育
   電話(D・I)   0166-59-1327
学位
1. 1987/03
文学修士(北海道大学大学院)
関連リンク
   学校教育実践に生かす解決構築アプローチ(WOWW)研究会
所属学会
1. 日本ブリーフサイコセラピー学会
2. 日本教育心理学会
3. 日本心理学会
4. 日本心理臨床学会
委員会・協会等
1. 旭川いのちの電話 相談員養成講座講師
2. 第3管区海上保安本部 心の健康対策アドバイザー
3. 適応指導教室運営委員 学識経験者
4. 北海道心理学会 会長
現在の専門分野
教育心理学, 臨床心理学, 特別支援教育
臨床教育心理学 (キーワード:解決構築アプローチ、解決志向アプローチ、WOWW) 
研究テーマ
1.   臨床教育心理学に関する理論的、実践的研究  
研究内容
臨床心理学と基礎心理学の両者にバランスよく立脚した研究を志向している。学校心理臨床に関しては、主にソリューション・フォーカスト・アプローチとエリクソニアン催眠による個人臨床、SGEによる集団臨床を中心に実践研究を行っていると同時に、質問紙法による調査を行い統計的分析に基づいた基礎研究も行っている。心理臨床に関しては、他に職業カウンセリングも実践している。また、大学での教育においては、将来の教員を目指す学生にとって、どんな心理学的知識、技能が役に立つのかを実践的な視点から考察を行っている。さらに、この地域において、具体的で役に立つ、教育相談・学校心理臨床体制のあり方を模索し、その整備を進める実践にも力を注いでいる。同時に、児童・生徒のために役に立つ、将来的な学校教育のあり方、個別ニーズに対応する教育サービスのあり方、地域での学校づくりにも強い関心をもつ。
担当講義
教育相談、臨床教育心理学、臨床心理学特講、臨床心理学演習、教育臨床心理学特別演習、教育臨床心理学特論、臨床心理学基礎実習 I 、 II

趣味・特技は学生時代からの山スキー(自分の脚で積雪期・残雪期の山々に登り、スキー滑降すること、山岳スキーともいう)。大雪山連峰・十勝岳連峰を庭(フィールド)として、パウダー、クラスト、ザラメといった様々な雪の上に華麗なシュプールを刻み続けている。初冬から初夏まで北海道の大自然の懐にスキーとともに抱かれながら、人と自然との共生を、また山スキーとカウンセリング・心理臨床との不思議な共通性を探求している。全日本スキー連盟(SAJ)正指導員でもある。無雪期はローラーブレードを楽しみながら、スキーシーズンを待つ。現在、山スキー門下生、若干名募集中!
著書、学術論文
1. 2024/05/01 論文  やってよかった!「解決志向」でケース会議
ーー「問題志向」のケース会議から生まれるものーー 月刊 学校教育相談 2024年(5月号),62-65頁 (単著) 
2. 2024/04/01 論文  やってよかった!「解決志向」でケース会議
ーー「問題志向」より「解決志向」でリソースを見つけようーー 月刊 学校教育相談 2024年(4月号),62-65頁 (単著) 
3. 2023/03/01 論文  私の独善的ストレス解消・健康法 旭川精神衛生 (101号),37-39頁 (単著) 
4. 2021/03 論文  新型コロナウイルス騒動を考える  (18),11-27頁 (単著) 
5. 2020/10/30 著書  第6章5ブリーフセラピーによるアプローチ 不登校の予防と対応  (単著) 
6. 2018/03 論文  「日本版 解決志向のクラスづくり完全マニュアル」に基づく実践と評価研究ーー北海道における一実践ーー  (15),31-39頁 (共著) 
7. 2015/03 論文  カナダにおける子どものいじめに関する実態調査研究 学校臨床心理学研究 (第12号),11-22頁 (共著) 
8. 2014/06 著書  カウンセリングの理論 ブリーフカウンセリング 新版 教育カウンセラー標準テキスト(上級編)  (単著) 
9. 2014/01 論文  「発達障害化」は子どもを幸せにするか? 学校臨床心理学研究 (11),27-41頁 (単著) 
10. 2013/01 論文  学校教育実践に生かす解決構築アプローチの展開
ーWOWW(Working on What Works)のメッカ旭川での実践ー 学校臨床心理学研究 (第10号),29-42頁 (共著) 
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学会発表・講演
1. 2017/08 ブリーフセラピー(日本教育カウンセラー養成講座)
2. 2017/08 学校教育実践に生かす解決志向アプローチ(第9回WOWW研究大会)
3. 2015/08 (1) 学校教育における解決構築コーチングの可能性(第8回WOWW研究大会)
4. 2014/12 「発達障害化」は子どもを幸せにするかを問う(北海道心理学会)
5. 2014/10 数々の苦難を乗り越え輝くギタリスト青年(第8回ソリューションランド)
6. 2011/09 旭川における学校教育実践に生かす解決構築アプローチ(WOWW)の紹介(第5回ソリューションランド)
7. 2011/08 学校教育実践に生かす解決構築アプローチ(その3)(学校教育実践に生かす解決構築アプローチ研究会第3回年次大会)
8. 2010/10 小学校における解決構築アプローチを生かしたWOWWの取り組み(北海道心理学会)
9. 2010/09 地域におけるWOWWの展開(第4回ソリューションランド)
10. 2010/08 “八方塞がりの(?)” 状況で解決の糸口をどのように紡ぐか(SC的立場から)(学校教育実践に生かす解決構築アプローチ研究会第2回研究大会)
全件表示(17件)
外部補助金等
1. 2007/04~2010/03  解決構築アプローチによる地域における学校教育臨床支援システムの発展的展開 (基盤研究(C))
職歴
1. 1993/04~1995/03 北星学園大学 文学部社会福祉学科 助手
2. 1995/04~1999/03 北海道大学 文学部心理システム科学講座 助手
3. 1999/04~2004/12 北海道教育大学教育学部 助教授
4. 2004/12~ 北海道教育大学 教育学部 教授