(最終更新日:2023-12-25 14:06:55)
  小野寺 基史
  オノデラ モトフミ   ONODERA Motofumi
基本情報
   所  属   札幌校, 教職大学院
   職  名   特任教授
   所属講座   高度教職実践
   電話(D・I)  
学位
1. 1981/03
教育学士(北海道教育大学)
所属学会
1. 2019/05~2022/12 日本発達心理学会
2. 2011/08~ 日本特殊教育学会
3. 2007/04~ 北海道心理教育アセスメント研究会
4. 2012/04~2019/09 ∟ 副会長
5. 2019/10~ ∟ 会長
6. 2005/04~ 北海道特別支援教育学会
7. 2005/04~2022/08 ∟ 理事
8. 2012/04~2021/03 ∟ 研究部長
9. 2004/04~2018/03 北海道乳幼児療育研究会
10. 2001/10~ 日本学校心理士会
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委員会・協会等
1. 2005/04~ 特別支援教育士資格認定協会、日本LD学会 特別支援教育士(LD・ADHD等)スーパーバイザー (SENS-SV)
2. 2001/04~ <学会連合資格 『学校心理士』 認定運営機構> 学校心理士
3. 2014/06/30~ 札幌市学びの支援委員会 委員
4. 2017/04~ 市立高等学校通級指導検討委員会委員 委員
5. 2016/06~ 札幌市研究開発事業「特別支援学級における指導の充実」に係るアドバイザー アドバイザー
6. 2015/09/10~2016/03/31 幼児教育の質向上に係る推進体制等の構築モデル調査研究実行委員会(文部科学省) 実行委員(学識経験者)
7. 2015/06~2016/03 (仮称)南部高等支援学校校名検討委員会委員 座長
8. 2014/08/13~2020/03 札幌市児童会館運営協議会 委員
9. 2014/05/22~2016/03 札幌市児童精神科医療連携体制構築検討会議 検討委員
10. 2014/02~2016/03 北海道児童精神医療研修企画委員会 委員
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現在の専門分野
障害児心理学(心理教育アセスメント), 発達心理学(乳幼児の発達,愛着と情動), 学校心理学(教育相談、ケースカンファレンス) (キーワード:特別支援教育、特別支援教育コーディネーター、校内支援体制) 
研究テーマ
1. 2018/04~2019/03  双方向遠隔授業システムの効果的活用方法の探究 -アクティブe-ラーニングの理論と実践- 機関内共同研究 
2. 2013/04~2016/03  特別支援学校教育のための臨床型研修モデルの構築と課題の分析 機関内共同研究 (キーワード:臨床型研修モデル,行動の解釈、チェックリスト)
3. 2011/08~2012/03  通級指導教室における発達障害児への適切なアセスメントと教育支援方法の開発 機関内共同研究 (キーワード:発達障害 通級指導教室 多軸的なアセスメント 教育支援方法)
4. 2010/04~2013/03  特別支援教育における『研修プログラム』の開発に関する研究 機関内共同研究 (キーワード:心理教育アセスメント、行動の解釈とピンポイント指導、校内支援体制の確立)
研究内容
2007年、すべての学校において特別支援教育が実施されることとなったが,学校における理解や指導の温度差の違いを感じざるを得ない。「障害のかべ」である,「物理的なかべ」や「制度のかべ」は確実に取り払われてきたが、「こころのかべ」のハードルは依然として高い。発達障害児の認知・行動特性の理解は深まってきたものの,子どもを診断名というラベリングのみで判断し,診断名に対応した杓子定規な指導のみに終始して,結局事態を悪化させているケース。さらには,指導がうまくいかないのは,発達障害(その子ども)に原因があるとして,自己の指導を振り返らないケース。障害は関係性の中で生じたり,生じなかったりすることを考えると,指導に当たる教師にとって,この「こころのかべ」を取り払わない限り,適切な指導は不可能であろう。
 私は、学校で苦戦している子どもたちの行動を解釈することから,発達障害児が示す困り感の現状を明らかにするとともに、一斉指導と個別指導という狭間の中で悪戦苦闘している教師や学校が、どのような手だてを講じることで望ましい特別支援教育を推進できるのか提案するとともに、その学校システムの在り方についても研究している。
 具体的には、自分の困り感を言語化できない発達障害児の認知行動特性からの解釈 (心理教育的アセスメント)、それに対応したピンポイント指導の検討、チームで行う学校支援体制の提言、特別支援教育推進のための研修プログラムの開発等を主な研究内容としている。
担当講義
インクルーシブ教育の理念と教育課程
特別支援教育コーディネーターの役割と課題Ⅰ
特別支援教育コーディネーターの役割と課題Ⅱ
特別支援教育の教育課程と授業の在り方
学校における組織的な人材育成と授業改善
インクルーシブ教育実地研究Ⅰ・Ⅱ
教育実践研究1・Ⅱ・Ⅲ
教育実践研究実習1・Ⅱ
教育実践論文指導
著書、学術論文
1. 2021/04 著書  デキる「指導者・支援者」になるための極める! アセスメント講座   (単著) 
2. 2014/03 著書  デキる「特別支援教育コーディネーター」になるための30レッスン&ワークショップ事例集   (共著) 
3. 2009/05 著書  発達障害児へのピンポイント指導 発達障害児へのピンポイント指導  (共著) 
4. 2019/08 論文  知的障害が疑われた読み書き困難のある児童への読み書き指導ー通級指導教室での取組ー K-ABCアセスメント研究 21(21),43-51頁 (共著) 
5. 2019/08 論文  特別支援教育支援員の校内活用体制に関する考察ー支援員の困り感軽減・解消に向けた校内活用体制の再整備ー LD研究 28(3),349(35)-362(48)頁 (共著) 
6. 2017/08 論文  書字に困難があり学習全般に意欲が低下した小学校6年生男子の漢字学習の取り組みー高い言語能力を生かし、視覚認知の弱さや不器用さへ配慮した指導ー K-ABCアセスメント研究 第19巻,1-9頁 (共著) 
7. 2016/08 論文  書字に困難があり登校しぶりを示した小学校3年生男子のアセスメントと通級指導教室での取り組み KーABCアセスメント研究 18(1),1-10頁 (共著) 
8. 2015/08 論文  言語表現に躊躇が見られるアスペルガー症候群生徒のクロスバッテリーアプローチによるアセスメントと支援 K-ABCアセスメント研究 第17巻,1-13頁 (共著) 
9. 2013/11 論文  アセスメント、指導、校内支援体制の構築を1パッケージとした特別支援教育研修プログラムの実施とその評価 LD研究 第22巻(第4号),432(55)-444(67)頁 (共著) 
10. 2017/10 著書  「いじめと」と発達障害 「学校文化と教師」第2部「いじめ問題のさらなる追求」第3章 311-328頁 (単著) 
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月刊誌、書評、報告集及びコラム
1. 2021/03 令和3年度学長戦略経費(重点分野研究プロジェクト) 効果的な個別の支援計画作成法の開発と支援力の育成
―実態把握方法の開発と情報支援―(北海道教育大学特別支援教育プロジェクト)
2. 2019/03 平成30年度 学長戦略経費( 重点分野研究プロジェクト)特別な教育的ニーズに対応する人材育成のための情報支援 ―支援教材の作成とICT を活用した情報提供―事業成果報告書(北海道教育大学特別支援教育プロジェクト)
3. 2018/03 平成29 年度 学長戦略経費( 重点分野研究プロジェクト)特別な教育的ニーズに対応する人材育成のための情報支援 ―支援教材の作成とICT を活用した情報提供―事業成果報告書(北海道教育大学特別支援教育プロジェクト)
4. 2017/03 平成28年度発達障害に関する教職員等の理解啓発・専門性向上事業(教職員育成プログラム開発事業)事業成果報告書(北海道教育大学特別支援教育プロジェクト)
5. 2016/03 平成27 年度発達障害に関する教職員等の理解啓発・専門性向上事業(教職員育成プログラム開発事業)事業成果報告書(北海道教育大学特別支援教育プロジェクト)
6. 2015/03 地域特性に応じた特別な教育的ニーズに関する情報システムの構築―地域支援と情報提供― 報告(北海道教育大学特別支援教育プロジェクト)
7. 2015/03 特別支援学校教員のための臨床型研修モデルの構築と課題の分析(研究結果報告書)(文部科学省 科学研究費助成事業 基盤研究(C))
8. 2014/03 地域特性に応じた特別な教育的ニーズに関する情報システムの構築 ―遠隔地域を包括した子どもの発達支援を目指して―(平成25年度北海道教育大学特別支援教育プロジェクト報告書)
9. 2014/03 特別支援学校教員のための臨床型研修モデルの構築と課題の分析(実施状況報告書)(文部科学省 科学研究費助成事業 基盤研究(C))
10. 2013/03 「地域特性に応じた特別な教育的ニーズに関する情報システムの構築」(平成24 年度北海道教育大学特別支援教育プロジェクト報告書)
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学会発表・講演
1. 2023/10 子ども理解のためのアセスメントと指導(旭川市教育研究会特別支援教育部研究大会)
2. 2023/10 障害のある子どもの育成支援(道北地区児童館連絡協議会児童厚生員研修会)
3. 2023/10 障害児保育Ⅰ・Ⅱ(保育士等キャリアップ研修会)
4. 2023/09 障害のある子どもの育成支援(札幌市放課後児童支援員資格研修)
5. 2023/09 特別な教育的支援を必要とする子どもの理解と対応(長井市学校教育研修所特別支援教育研修会)
6. 2023/08 「ことば」をアセスメントする(石狩教育研修センター特別支援教育理論研修会)
7. 2023/06 特別な教育的支援を必要とする子ども理解(札幌市特別支援教育コーディネーター養成研修会)
8. 2022/12 障害の理解と支援(こども劇場課職員研修)
9. 2022/11 デキる「指導者・支援者」になるためのアセスメント講座(民間児童育成会指導員研修)
10. 2022/07 アセスメントと支援~個別最適な学びと協働的な学びの視点から~(北海道教育大学全道教育研究大会(特別支援教育))
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受賞学術賞
1. 1993/10 平成4年度全日本特殊教育研究連盟研究奨励賞
2. 1992/03 第2回特殊教育学習ソフトウエアコンクール「金賞」(心身障害児教育財団)
3. 1991/01 第1回特殊教育学習ソフトウエアコンクール「銀賞」(心身障害児教育財団)
4. 1989/12 第5回マイコンアイディアコンテスト「札幌教育長賞」
外部補助金等
1. 2018/08~2019/03  双方向遠隔授業システムの効果的活用方法の探究 -アクティブe-ラーニングの理論と実践- (学長戦略経費(公募型プロジェクト))
2. 2013/04~2016/03  特別支援学校教育のための臨床型研修モデルの構築と課題の分析 (基盤研究(C))
3. 2011/08~2012/03  通級指導教室における発達障害児への適切なアセスメントと教育支援方法の開発 (学長裁量経費(学術研究推進経費))
4. 1987/04~1988/03  精神発達遅滞児の数量・認知能力を高めるためのコンピュータによる教材の開発研究 (文部科学省科学研究補助金奨励研究(B) 第63909001号)
職歴
1. 1981/04~1994/03 札幌市立新川中央小学校、新川小学校、元町北小学校 教諭
2. 1994/04~2005/03 札幌市教育センター(教育研究所) 教育相談室 指導主事
3. 2005/04~2006/03 札幌市平岸高台小学校(平岸中学校)のぞみ分校 教頭
4. 2006/04~2010/03 札幌市教育センター 教育相談室 教育相談担当課長
5. 2008/08~2010/03 北海道教育大学札幌校 教育学研究科 非常勤講師
6. 2010/04~2016/03 北海道教育大学 教育学研究科 教職大学院 准教授
7. 2016/04~2022/03 北海道教育大学 教育学研究科 教職大学院 教授
8. 2022/04~ 北海道教育大学 教育学研究科 教職大学院 特任教授
資格・免許
1. 1981/03/15 小学校教諭免許(1級)
2. 1981/03/15 中学校教諭(国語2級)
3. 1981/03/15 養護学校教諭免許(1級)
4. 2001/10/01 学校心理士(第51749号)
5. 2002/08/01 K-ABC初級講習会認定講師
6. 2005/04/01 特別支援教育士(LD・ADHD等)スーパーバイザー(SV05-018)
社会における活動
1. 2017/04~ 市立高等学校通級指導検討委員会委員
2. 2016/04~ 札幌市研究開発事業「特別支援学級における指導の充実」アドバイザー
3. 2015/06~2017/03 (仮称)南部高等支援学校校名検討委員会 委員長
4. 2014/08~2021/03 札幌市児童会館運営協議会委員
5. 2014/06~ 札幌市学びの支援委員会委員
6. 2014/04~2016/03 札幌市児童精神科医療連携体制構築検討会議検討委員
7. 2014/02~2016/03 北海道児童精神医療研修企画委員会
8. 2013/03~2014/03 札幌市精神保健福祉審議会委員 児童精神科医療検討部会 臨時委員
9. 2011/02~2013/03 障がいを支援する読書サービス等を考える懇談会(札幌市) 座長
10. 2010/10~2013/03 札幌市幼児アセスメント委員会 副委員長
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