(最終更新日:2024-04-30 13:46:00)
  玉井 康之
  タマイ ヤスユキ   TAMAI Yasuyuki
基本情報
   所  属   本部, 釧路校, へき地・小規模校教育研究センター
   職  名   副学長
   所属講座   学校教育
   電話(D・I)   0154-44-3385
学位
1. 1996/06/21
博士(教育学)(北海道大学)
2. 1988/03/25
教育学修士(北海道大学)
3. 1986/03/25
経済学修士(岡山大学)
4. 1983/03/18
学士(法文)(新潟大学)
関連リンク
   北海道教育大学へき地・小規模校教育研究センター
   北海道教育大学
   北海道教育大学釧路校
   玉井康之ホームページ
   Hokkaido University of Education Research Institute for Remote and Small School Education
所属学会
1. 2014/09~ 日本学校事務学会
2. 2011/05~ 北海道臨床教育学会
3. 2011/03~ 日本国際教育学会
4. ∟ 理事
5. 2004~ 日本学習社会学会 理事
6. 2004~ ∟ 理事
7. 2000~ 日本生活体験学習学会
8. 1998~ 日本教育行政学会
9. 1997~ アメリカ教育学会
10. 1997~ 日本教育政策学会
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委員会・協会等
1. 2023/10/01~ 文部科学省いじめ対策協議会 委員
2. 2013/04~ 釧路市子ども子育て会議 座長
3. 2013/04~ 日本国際教育学会紀要編集委員 編集委員
4. 2012/07~2014/06 白糠町ふるさと教育推進アドバイザー 委員
5. 2012/06~2014/03/31 阿寒湖小学校コミュニティスクール検討委員会 委員
6. 2012/06~2012/06 釧路市基礎学力検証改善委員会 委員長
7. 2012/05/01~2013/03 釧路市教育委員会社会教育計画策定委員会・学校教育部会 部会長
8. 2012/05~2013/03 釧路市教育委員会教育推進計画策定委員会 委員長
9. 2009/07~2011/08 釧路市男女共同参画推進条例検討委員会 委員長
10. 2009/07~2011/06 日本教育経営学会紀要編集委員会 編集委員
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現在の専門分野
生活指導, 教育経営, 教員養成大学教育, 教師教育論, へき地小規模校教育, 地域教育, 地域学校協働論, 資質・能力論, 総合的な学習活動論
地域教育経営, 教師教育, 地域教育社会学 (キーワード:教育実践論、地域教育経営、地域教育社会学、地域学校教育、社会教育) 
研究テーマ
1. 2022/04~  自律的・協働的な学びを創る教師の役割 機関内共同研究 
2. 2022~  地域探究力・地域連携力を高める教師の育成-地域協働型教員養成教育の挑戦 機関内共同研究 
3. 2021~  豊かな心を育むへき地・小規模校教育-少子化時代の学校の可能性 機関内共同研究 
4. 2020~  学級経営の基盤を創る5つの観点と15の方策 機関内共同研究 (キーワード:学級経営 学級経営基盤 方策)
5. 2019~  アラスカと北海道のへき地教育 機関内共同研究 
6. 2018~  地域コミュニティと教育-地域づくりと学校づくり 国内共同研究 
7. 2017~  へき地小規模校の理念と実践 機関内共同研究 
8. 2017  子どもの総合的な能力の育成と生きる力 機関内共同研究 
9. 2016~  子どもの“総合的な能力”の育成と生きる力 機関内共同研究 
10. 2016~  子どもの社会性と人間関係づくり 個人研究 (キーワード:社会性 人間関係づくり 集団づくり 協働性)
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研究内容
☆現代の教育課題で、現象的に見えるものとして生じているものだけでも,いじめ・不登校・校内暴力・非行・学級崩壊などがある。さらに日常的には,生活能力・社会性・自発性等の低下や,考える力を含めた「学習意欲の低下」「学力低下」問題がある。これらは,総じて子どもの生きる力が低下してきたことによる。その背景は,学校にも,家庭にも,地域にもある。
 これまで日本の学校教育は,自己完結的に展開しており,学校と地域との関係は欧米に比して少なかった。しかし,近年,学校と地域社会の関係があらゆるところで求められている。学校と地域との連携が求められる背景には,第一に,知識伝達型の学校のあり方では,現在の生きる力を培うことはできなくなってきたことがある。また第二に,人間関係が稀薄化する社会の中で,生活体験・社会体験などが不足しており,このことが児童生徒の心の発達にとって妨げとなっていること,などが背景となっている。
 例えば,学校と地域の連携の課題としては,非行問題や生徒指導における学校と地域の連携,家庭の教育力の向上における連携,日常的学習活動における連携,体験活動・行事等における連携,総合的な学習の時間における連携,などがある。この中には,これまでの学習内容の連携の課題もあれば,社会教育的な連携内容もあり,また学校運営的な連携内容も入ってくる。
 要するに,現代においては,トータルに学校教育の内容や子どもの生活環境をとらえなければならないのである。すなわち,生涯学習社会における学校の役割と課題は大きく変容しつつある。この現代社会の中での学校の役割を,今後ともとらえていきたい。
担当講義
現代の科学と思想
教育の基礎と理念
学校経営と学級経営
発達と教育 ・現代の社会と思想・社会科学入門
教育の制度と社会・教育社会学・社会教育・現代の教育課題・発達と教育 I ~ IV ・教育学演習・ボランティア体験実習・社会体験セミナー・総合的な学習論・生涯学習概論・へき地教育特論・生活教育論・教育フィールド研究・現代社会と教育
授業科目
1. へき地・小規模校の実際と課題
2. 学校と地域の教育論
3. 学校教育実践演習Ⅰ
4. 学校教育実践演習Ⅱ
5. 学校教育実践演習Ⅲ
6. 学校教育実践演習Ⅳ
7. 学校教育実践演習Ⅴ
8. 学校教育実践演習Ⅵ
9. 教育の制度・経営と社会b
10. 現代の科学と思想Ⅱ
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著書、学術論文
1. 2024/03/31 著書  『未来の教育を創造するへき地・小規模校の教育力』

「序章 現代の教育政策からとらえるへき地・小規模校教育研究の意義と可能性」
「第 1 章 現代におけるへき地・小規模校教育のパラダイム転換と先駆的な教育の可能性」
「第 2 章 社会性・自立性を育む小規模校の学級経営の基本的観点と教師の役割」
「第 3 章 へき地・小規模校の農林漁業・自然体験活動と人間性涵養の可能性─非認知能力の育成に向けて」
「第 4 章 少人数・複式の授業運営の基本的観点と自立的な学習姿勢の涵養」
「第 8 章 へき地・小規模校の地域特性を活かす総合的な学習と地域探究の資質・能力の育成」
「第 9 章 地域性を活かした地域教材開発とカリキュラムマネジメント」
「終章 日本の少子化・過疎化に抗し、未来の教育を 創造するへき地・小規模校の教育力」   (共著) 
2. 2010/03 著書  岡崎友典・玉井康之著『コミュニティ教育論』放送大学大学院テレビ講座指導テキスト  総254頁頁 (単著) 
3. 2010/04 著書  鈴木敏正・玉井康之・川前あゆみ編著『住民自治へのコミュニティネットワーク-酪農と自然公園のまち標茶町の地域再生学習』   (単著) 
4. 2008/10 著書  玉井康之著『学校評価時代の地域学校運営-パートナーシップを高める実践方策』  1-222頁頁 (単著) 
5. 2017/03 著書  玉井康之編著・北海道教育大学釧路校教師教育研究会著『子どもの“総合的な能力”の育成と生きる力』   (共著) 
6. 2024/03/31 論文  「教員養成段階における北海道の『教員育成指標』を活用した資質能力の向上の課題」 『管理職のファシリテーションを媒介とした協働的な学びの研修デザインの開発-オンデマンドコンテンツと対面交流を融合させた校内研修モデルと養成・採用・研修の一体的改革推進事業』 8-9頁 (単著) 
7. 2024/03 論文  「『研修転移アセスメントシート』開発への挑戦と試行実践による礎石の構築」 『子どもの評価を媒介にした研修転移アセスメントシートの開発への挑戦-数値化が困難な研修転移評価の効果的な運用』(文部科学省委託「教員研修高度化推進 教員研修の高度化に資するモデル開発事業」報告書) 1-4頁 (単著) 
8. 2024/03 論文  「へき地・小規模校教育実践力向上CBT(Computer Based Training)の作成意義と目的」 北海道教育大学編『へき地小規模校教育実践力向上CBT(Computer Based Training)問題集』 1-3頁 (単著) 
9. 2024/03 論文  「新卒・若手教員の資質・能力の向上と離職予防の研修開発の可能性」 『初任者研修およびへき地を含めた若手離職者予防研修開発プロジェクト-教職離れにこうする若手離職研修の開発』(文部科学省委託「教員研修高度化推進 教員研修の高度化に資するモデル開発事業」報告書) 1-7頁 (単著) 
10. 2024/03 論文  「全国的過疎化・小規模校化と喫緊の課題としての“へき地教育プログラム”の開発-へき地・離島教育の新しい可能性と先行実践の普及の必要性」 『全国的な過疎化・小規模校化の課題に対応した“へき地教育プログラム”の開発』(R5文部科学省委託「教師の養成-採用-研修の一体的改革推進事業」報告書) 1-4頁 (単著) 
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月刊誌、書評、報告集及びコラム
1. 2023/09 図書紹介「北海道教育大学釧路校編著『地域探究力・地域連携力を高める教師の育成-地域協働型教員養成教育の挑戦』」(日本学習社会学会編 『日本学習社会学会年報19号』 日本学習社会学会 2023年9月1日 80頁)
2. 2022/04 「へき地・小規模校のメリットの最大化とICT遠隔双方向教育の可能性」(『教育新聞』教育新聞社4月18日)
3. 2022/04 円卓「へき地・小規模校のメリットの最大化とICT遠隔双方向教育の可能性」(『教育新聞』教育新聞社
2022年4月18日)
4. 2022/01 「現代に期待されるへき地・小規模校教育研究センターの全国的役割と社会的使命」(北海道教育大学へき地・小規模校教育研究センター編『へき地教育研究第76号』北海道教育大学へき地・小規模校教育研究センター)
5. 2021/07 番茶の味・連載(『釧路新聞』釧路新聞社 7月12日~7月17日)
6. 2021/04 「令和の養成-採用-研修の新段階」(教育新聞社「教育新聞」2021年4月15日)
7. 2021/03 番茶の味・1週間シリーズ(『釧路新聞』釧路新聞社 3月20日~3月26日)
8. 2020/12 「担い手を育て未来の教育を牽引するへき地・小規模校教育」2020(上川管内へき地・複式教育研究連盟編『上川へき・複連情報誌87号』上川管内へき地・複式教育研究連盟、2020年12月4日、3~3頁)
9. 2020/11 「図書紹介-地方衰退の中でパラダイム転換を図るために」(社会教育・生涯学習研究所編『社会教育・生涯学習の研究』第48号、社会教育・生涯学習研究所、2020年11月20日、3〜4頁)
10. 2020/11 「図書紹介 地方衰退の中でパラダイム転換を図るために」(社会教育・生涯学習研究所編『社会教育・生涯学習の研究第87号』)
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学会発表・講演
1. 2023/10 「北海道教育大学・長崎大学・鹿児島大学・琉球大学の連携による“へき地教育プログラム”の開発とへき地校に対応した教員養成モデルの構築」(日本教育大学協会令和5年度研究集会)
2. 2023/05 「へき地・複式・小規模校の可能性を伸ばすために」(2023年山形県教育センター主催複式学級指導基礎講座)
3. 2023/01 「コミュニティスクールの意義と役割」(旭川市教育委員会学校運営協議会委員研修会)
4. 2022/10 「現代の教育課題からとえるへき地・小規模校教育研究の意義と可能性-教育政策重点課題の観点から」(日本教育大学協会令和4年度研究集会)
5. 2022/09 「生活体験学習の再定義-生活体験の変化と生活体験学習の可能性」(日本生活体験学習学会第24回大会公開シンポジウム)
6. 2022/02 「コミュニティスクールが目指す子供の発達と地域の役割」(釧路市教育委員会コミュニティスクール学校運営協議会委員研修会)
7. 2021/10 Rural Education in JAPAN, Historical Development and Modern Role(Asia-Pacific Webinar Series2021 Rural Education in East Asia-Pacific, Perspectives of Small Rural Schools)
8. 2021/10 「先住民族教育関係者の合意形成と共生社会化-アラスカの先進性に学ぶ」(日本国際教育学会第32回研究大会)
9. 2021/10 「北海道内小中学校のICT利用実態調査結果とへき地校におけるICT活用活用の現状と課題」(日本教育大学協会令和3年度研究集会)
10. 2021/09 「遠隔合同授業の実践を通じた指導力の向上」(北海道立教育研究所・北海道教育大学連携へき地教育研修講座)
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受賞学術賞
1. 2024/06 日本教育経営学会 日本教育経営学会功労賞
外部補助金等
1. 2022/04~  先駆的なアラスカ州政府の先住民族教育政策と共生社会化の発展条件に関する総合的 研究 (基盤研究c)
2. 2022/04~2024/03  過疎地のSDGsを推進するへき地教師教育力開発プログラムと学校力担い手育成事業 (ユネスコ活動費補助金)
3. 2022/03~2027/03  学校規模縮小化に対応した教員養成と教員研修を推進する教育拠点整備事業 (令和4年度 教育研究組織改革分 関連プロジェクト概算要求)
4. 2020/12~2021/03  へき地・小規模校の地域探究学習を柱とした学校図書館の活用と活性化に関する事業 (学校図書館の振興に向けた調査研究)
5. 2020/12~2021/03  学校教育における ICT 活用の可能性と 教職コアカリキュラムへの反映を目指す実態調査報告書 ―へき地・小規模校を中心とした学校 ICT 活用調査および全国大学調査を媒介として― (教員の養成・採用・研修の一体的改革推進事業)
6. 2014/04~2017/03  学力困難地域における学力向上方策に関する総合的な研究 (基盤研究B)
7. 2013/04~2015/03  実習改革・教職大学院との連携を中心とする教員養成プログラムの実践研究 (挑戦的萌芽研究)
8. 2012/04~2015/03  「先住民族の教育権保障に関する国際比較研究」 (基盤研究A)
9. 2009/04~2012/03  教職大学院におけるチェックリストを用いた理論と実践の往還の発展方策に関する研究 (基盤研究C)
10. 2009/04~2012/03  限界過疎地におけるコミュニティネットワーク型まちづくりの推進方策に関する研究 (基盤研究C)
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職歴
1. 1990/04 北海道教育大学教育学部釧路分校 助手
2. 1992/10 北海道教育大学教育学部釧路校 講師
3. 1994/04 北海道教育大学教育学部釧路校 助教授
4. 2005/06 北海道教育大学教育学部釧路校 教授
5. 2008/04 北海道教育大学大学院教育学研究科高度教職実践専攻 教授
6. 2009/04~ 放送大学大学院客員教授 教授
7. 2014/04~2018/03 北海道教育大学釧路校 キャンパス長
8. 2018/04~ 北海道教育大学 本部事務局 副学長
9. 2018/04 放送大学客員教授 教授
社会における活動
1. 2017 文部科学省における日本教育大学協会モデルコアカリキュラムの報告
2. 2011/04~2013/04 文科省委託プロジェクト 東京学芸大学教員養成教育の評価等に関する調査研究プロジェクト
3. 2007/04~2010 日本教職大学院協会の認証評価基準プロジェクト委員会委員
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