前田 賢次
マエダ ケンジ MAEDA Kenji 所 属 札幌校 職 名 准教授 |
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投稿題目等 | 生活教育を継ぐものとして |
月刊誌等の名称 (年・巻・号・頁) |
北海道の生活教育 (2008・・4・巻頭言) |
発表年月 | 2008/04 |
備考 | 生活と科学の結合、さらに子どもの積極的な楽天性に大人が学ぶという教育理念は、小さな灯火ではあるが、確かに現代の困難な状況に生きる北海道サークルの若い教師たちに手渡された。先人の遺産を、この困難な時代の中でどう受け継ぎ、発展させ、次世代へ手渡すべきか、かつての生活教育の優れた教育実践と理論の産出の背景に、絶えず若い世代の教師集団が自主的・自覚的に、目の前の子どもたちとそれを取り巻く社会・家庭をもまきこんで、その実態を把握しようとする試みがあった。また、そのことを通じて何をどのように学ばせ、あるいは若い教師自身が先達や子ども、地域の大人とともに学んでいくかについて、必ずしも直線的単線的ではない試行錯誤の教育研究があったことの再認識を提起した。 |