木村 育恵
  キムラ イクエ   KIMURA Ikue
   所  属   函館校
   職  名   教授
投稿題目等 国立教員養成系大学における教育・学習活動のジェンダー分析―大学教員と学生の調査から
月刊誌等の名称
(年・巻・号・頁)
平成14~16年度文部科学省科学研究費補助金基盤研究(C)研究成果報告書
発表年月 2005/03
備考 村松泰子(代表)・大竹美登利・佐久間亜紀・直井道子・中澤智惠・福富護・福元真由美・谷部弘子・<U>木村育恵</U>。全148頁。 分担執筆。本研究では、国立教員養成系大学8校(新構想大学を除く)の全教員を対象にした質問紙調査を分析し、教員の属性や教育活動、教職観について、ジェンダー・バイアス度及び性別との関係を分析した。 その結果、現在の国立教員養成系大学自体が、学校教育のジェンダー・バイアスを再生産する構造を潜在させていることが明らかになった。つまり、学校でのジェンダー・バイアス再生産を断ち切る変革を教員養成に期待するならば、ジェンダーに関する科目の導入だけでなく、大学教育全体を再検討する必要がある。