前田 賢次
マエダ ケンジ MAEDA Kenji 所 属 札幌校 職 名 准教授 |
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投稿題目等 | 北海道の農業の現状と未来 |
月刊誌等の名称 (年・巻・号・頁) |
歴史教育者協議会編、『歴史地理教育』(2009・・742・114-119) |
発表年月 | 2009/03 |
備考 | 教育内容研究として、他移動の農業俚諺上と課題について概観したものである。米作農家などと同様に、生産物を安い価格で消費者に供給するために、多くの税金をインフラ整備を含めた様々な形で投入するという矛盾がそこにある。しかし現在の我が国の農業がこのシステムに支えられ、供給量の確保と見かけの価格の安定をもたらしていることもまた事実なのである。 世界の農業は二極化しつつあるという。合理化と機械化による大規模企業経営方式をとるか、小規模経営ながら付加価値をつけて消費者とつながるという二つの戦略である。経済構造改革の波は,日本の農業が目指してきた金のかかる前者の方向性を規制緩和をスローガンに後者に移しつつある。 |