岩崎 和子
  イワサキ カズコ   IWASAKI Kazuko
   所  属   札幌校
   職  名   准教授
投稿題目等 養護教諭として実践の場から考える協働
月刊誌等の名称
(年・巻・号・頁)
健康教室 Vol.71, No.1 86頁〜89頁
発表年月 2020/04
備考 現場の養護教諭から「どのような実践を行えば、協働が促進できるのか」という声が多く聞かれた。そこで、学校における「協働」の方法論を明確にしたいと考えた。養護教諭は一人職の場合が多く他の養護教諭がどのような実践を行ったりしているのか見聞きする機会は少ない。第一は関連学会への参加である。他の養護教諭や他の職種と、どのように協働を実践しているのかを互いに知ることである。第二は学校内のシステムの理解と配慮である。家族療法スキルである「ワンダウン・ポジション」(自らを低い位置に置いて、上から目線でなく、助言する)、「ジョイニング」(他の職種の価値観やその人自身の文脈に自分を合わせて話しに入る)、「ジェノグラムとエコマップ」の活用(誰がどのような立ち位置と役割にいるかが解る)などを活用できることを論じた。