岩崎 和子
  イワサキ カズコ   IWASAKI Kazuko
   所  属   札幌校
   職  名   准教授
投稿題目等 坂本真佐哉・黒沢幸子編、不登校・ひきこもりに効くブリーフセラピー
月刊誌等の名称
(年・巻・号・頁)
家族療法研究 Vol.34, No.1 79頁〜80頁
発表年月 2017/01
備考 本書は、不登校やひきこもり支援の第一線で活躍する専門家たちが「ブリーフセラピー」の理論とスキルを介在させ、膠着した時間が動き出す状況が描かれている。著者は、今までの教育者としての経験から、学校でも良い変化のために関係性を変えることが必要であり、枠組みを捉え直して、自己評価を高める手助けを主眼とすることで、子供たちはより自信を持った生き方ができると述べる。また、支援者に必要なのは、子供が今までとは何か違った行動を起こしてみようとする意欲を高め「システム」の変化が起こる可能性が高まるようなコミュニケーションを工夫させることが大切であるとあり、養護教諭にとっても役立つ書籍であると述べた。