野嵜 雄太
ノザキ ユウタ 所 属 函館校 職 名 講師 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/03/31 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | NIEを活用したメディアリテラシー研究
―「ウクライナ問題」に対する伝わること・伝えることの認識から― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本NIE学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本NIE学会 |
巻・号・頁 | (18号),21-30頁 |
総ページ数 | 62 |
著者・共著者 | 中平 一義 , 野嵜 雄太 |
概要 | 子どもは情報が持つバイアスの存在を認識したり、情報を受け取る際に直感的・感情的に反応することによって情報を正確に読み解くことができなかったりするという課題がある。そこで本稿では、「情報に対して伝わることと、伝えること」について、子どもに自らの認識を省察させ、その省察の状況を分析することにより、「直観的・感情的な思考(システム1)」と「論理的な思考(システム2)」がどのように形成、変容されるのかについて考察した。
授業では「ウクライナ問題」を題材とし、写真を基に子どもに見出しを考えさせた後、見出しに込められた意図を新聞記者から聞き、自分の考えた見出しを再考させた。子どものワークシートの記述内容の変容を分析した結果、情報に対する批判的な思考や情報をクリエイティブに創造する力を育成することができた。 |