星 裕
ホシ ユタカ HOSHI Yutaka 所 属 釧路校 職 名 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/03 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「始めるための力」と「成長し続ける力」の育成に向けた授業の実践と効果の検討 |
執筆形態 | 共著第一著者 |
掲載誌名 | 日本教育大学協会研究年報 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本教育大学協会年報編集委員会 |
巻・号・頁 | 37,15-29頁 |
著者・共著者 | ◎星裕 福岡真理子 越川茂樹 |
概要 | 本研究は,コルトハーヘン(2010)が示したALACTモデルを援用した授業を実施し,「始めるための力」と「成長し続ける力」の育成につながる効果を検討した実践報告である。ALACTモデルの5つの局面である「行為」,「行為の振り返り」,「本質的な諸相への気づき」,「行為の選択肢の拡大」,「試み」を3年生で実施する教育実習と接続しながら授業計画に位置付け,学習指導に関する学生の課題を中心に授業を進めた。実践の結果,双方向遠隔授業システムを用いた授業観察や授業者との交流,学生同士の交流,文献調査等から学んだことで,「始めるための力」,「成長し続ける力」の育成のいずれにも一定の効果があったと考えられる。今後の課題としては,学部4年間を通してどのように大学での学びと学校現場での体験という理論と実践の往還を図り,ALACTモデルのサイクルをスパイラルに積み重ねていくかということが挙げられた。 |