吉田 安規良
  ヨシダ アキラ   YOSHIDA Akira
   所  属   札幌校
   職  名   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2008/08
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 変則的な複式学級での授業実践に必要なものとは何か
執筆形態 共著第一著者
掲載誌名 琉球大学教育学部紀要
掲載区分国内
出版社・発行元 琉球大学教育学部
巻・号・頁 73,51-70頁
担当区分 筆頭著者
著者・共著者 吉田 安規良, 呉我 実香
概要 沖縄県教育庁八重山教育事務所管内の2つの小学校の変則的な複式学級設置校での授業実践から、変則的な複式学級での教育実践に何が必要かを考察した。(1)2つの小学校とも、教育課程や校内人事を工夫し、授業運営を可能な限り単式化していた。(2)国語の複式授業では、変則的な複式学級特有といえるような特別な工夫は見あたらず、「わたり」や「ずらし」といった複式学級一般で用いられる手法が利用されていた。少人数のため徹底的に個に応じた指導が行われており、「変則的な複式学級だから必要とされる資質・能力」というより、「目の前の子どもに寄り添った指導」ができることが重要である。