中山 雅茂
ナカヤマ マサシゲ NAKAYAMA Masashige 所 属 釧路校 職 名 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/03 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 小学校理科における水の沸騰の実験方法の改善と実践での評価 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 理科教育学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本理科教育学会 |
巻・号・頁 | 61(3),533-542頁 |
総ページ数 | 10 |
著者・共著者 | 中山雅茂 |
概要 | 小学校理科第4学年で学習する「水の三態変化」では,水を加熱する実験を行い,水は温度によって水蒸気に変わることを捉える。教科書で紹介される実験方法の中でも,水を入れる容器としてビーカーを使用した場合は,この温度が97~98℃になることが示されている。これは使用する棒温度計の仕様上の問題によるが,十分に小学校教員には理解されていない。本研究では,このビーカーと棒温度計を使った実験について,棒温度計の仕様上の特性を踏まえ次の2点の改善を行い,実際に小学校における授業実践を通して児童実験で100±1℃の測定結果が得られることを確認した。1)ビーカーをアルミニウム箔の蓋で覆う際、あらかじめ棒温度計の太さよりも大きな穴をアルミニウム箔にあける。2)測定範囲0~200℃の棒温度計を使用する。また,授業実践の際に,換気口近くの実験台で実施した実験が空調環境の影響を受けている可能性が示唆された。 |
researchmap用URL | https://www.jstage.jst.go.jp/article/sjst/61/3/61_20044/_article/-char/ja |