長尾 智絵
ナガオ チエ NAGAO Chie 所 属 函館校 職 名 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/03 |
形態種別 | その他論文 |
標題 | 一宮道子のリズム感指導ー日常の動作とコトバからリズム感を養成するー |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 北海道教育大学附属函館幼稚園教育研究紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 北海道教育大学附属函館幼稚園 |
巻・号・頁 | 89-95頁 |
概要 | 一宮道子(1897-1970)が日本女子大学附属豊明幼稚園で行っていた音楽教育実践より、動作とコトバからリズム感を養成する実践の内容について明らかにした。一宮のリズム感指導は園児たちが日常で行っている動作を使って、まず園児同士が「いっしょにできる」ことから始まる。それができるようになると「そろってできる」ことへ進む。「そろってできる」ことは簡単なリズム創作や合奏にもなる。注目したいことは一宮のリズム感指導はリズムパターンを教え込むというものではなく、コトバ(言葉)に合わせてリズムを感じる、コトバに合わせてリズムを打つ、というコトバのリズムを身につけるものである。コトバのリズムを身につける、というリズム感指導は、日本語から音楽をつくる「創作」へとつながっているのである。 |