吉田 安規良
ヨシダ アキラ YOSHIDA Akira 所 属 札幌校 職 名 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/02 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 沖縄こどもの国と連携した教職実践演習による学生の自己分析の変容―2014年度卒業生の場合― |
執筆形態 | 共著第一著者 |
掲載誌名 | 琉球大学教育学部紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 琉球大学教育学部 |
巻・号・頁 | 88,217-229頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 吉田 安規良, 中尾 達馬 |
概要 | 沖縄こどもの国とともに受講学生が協働して実際に子どもが関わる行事を企画・運営する教職実践演習がその目的を達成するかどうかを検証するため,教員として求められる4つの事項の修得状況を受講学生がどのように自己評価しているのか,一連の実践後の自己評価と他者評価の結果の差を検証した。平成26年度(本研究)の受講学生の自己評価(事後)は,平成24年度や平成25年度に比べて高いという訳ではないが,受講学生自身は,受講前に比べて受講後の方が「自身には教員として必要な能力が身についている」と自己評価しており,その変容の様子は,他者の目にはよりよく映る(他者評価の方が,自己評価に比べて高くなる)ということが示唆された。全体的な評価の変容の特徴と差が見られた3名の学生の結果から,?自らの活動を振り返り「今の自分に足りないもの」を把握し,改善策を提示できるようになったととも,?自己評価の基準が厳しくなったことや当を得ない発言によるコミュニケーション能力の不足や他人任せに見えた活動が評価に影響していると推察できる。 |