吉田 安規良
ヨシダ アキラ YOSHIDA Akira 所 属 札幌校 職 名 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/02 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 沖縄こどもの国を利用した生活科を教える教員養成実践に対する受講学生の授業評価 |
執筆形態 | 共著第一著者 |
掲載誌名 | 琉球大学教育学部紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 琉球大学教育学部 |
巻・号・頁 | 88,231-244頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 吉田 安規良, 中尾 達馬, 齊藤 由紀子, 福本 晃造, 吉岡 由恵, 比嘉 源和, 高田 勝, 翁長 朝, 山本 暁, 中村 智映, 田名 俊仁 |
概要 | 本研究の目的は,2008年度から2015年度までの授業評価アンケートを用いながら,琉球大学教育学部理科教育講座が提供する「沖縄こどもの国における校外学習を用いた生活科科目」についての実践報告を行い,今後の生活科に関する科目のあり方について議論することであった。受講生324名は,総じて「小学校教諭を目指す大学生にとって沖縄こどもの国での校外学習を取り入れた生活科の教師教育実践は有意義である」と評価していた。また,自由記述の内容分析からは,沖縄こどもの国での体験(たとえば,ヘビが生きたネズミを捕食する様子の観察)を通して,受講生たちはこれらを直接教材にできるかどうかだけではなく,「教師の学びとしての重要性」や「自然との関わりを児童にどのように学ばせるのか」についても考えを巡らせているようで、あった。今後は,小学校第3学年以上で学ぶ理科の授業とのつながりを意識した授業内容や天候に依存しない授業内容を検討する必要がある。 |