| 髙橋 均 タカハシ ヒトシ TAKAHASHI Hitoshi 所 属 旭川校 職 名 教授 | |
| 言語種別 | 日本語 | 
| 発行・発表の年月 | 2004/09 | 
| 形態種別 | 著書 | 
| 標題 | 育児言説の歴史的変容:『育兒雑誌』から『ベビーエイジ』へ【第3章】 | 
| 執筆形態 | 共著 | 
| 掲載誌名 | 『育児戦略の社会学:育児雑誌の変容と再生産』 | 
| 出版社・発行元 | 世界思想社 | 
| 担当範囲 | 74-104頁 | 
| 著者・共著者 | 石黒万里子、加藤美帆、高橋均、天童睦子、柴野昌山 | 
| 概要 | 明治期から今日までの育児雑誌(婦人雑誌)上の言説の変遷を追い、私的領域における育児言説が社会構造の変動とどのようにかかわりながら変容してきたのかについて考察。戦前期における育児言説は、国家政策と密接に連携しながら、国家の意図を中継し、母親の役割を称揚すると同時に統制するという機能を果たしてきたことを指摘。戦後の育児雑誌上の言説は、母親たちのローカルな言説を再生産する場として機能する反面、政治的・国家的領域から母親たちを切り離し、 ローカルな生活世界に閉じ込めるという形で母親役割を統制する機能を果たしていることを指摘した。 |