木村 育恵
キムラ イクエ KIMURA Ikue 所 属 函館校 職 名 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/05 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「男女平等教育実践をめぐる教師文化の構造」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 教育社会学研究 |
巻・号・頁 | 84集,227-246頁 |
概要 | 本稿では、教育実践者としての教師を取り巻く状況の諸側面に見られる行動型や規則体系の総体を「教師文化」と捉え、ジェンダーに敏感な視点に立つ〈男女平等教育〉の根づきにくさに関わるそれらの特質を、2003年6月から2004年3月にかけて、東京都内の公立小・中学校の計2校で行った学校観察とインタビュー記録をもとに探った。
その結果、「学級閉鎖性」と「集団同一歩調」の特質が、集団からの〈男女平等教育〉の承認と共有をめぐって「個人の裁量」による自己責任がのしかかる教師文化の構造が明らかになった。 |