閔 鎭京
ミン ジンキョン MIN Jinkyung 所 属 岩見沢校 職 名 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/08 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 韓国における芸術家福祉政策の現状と意義 |
執筆形態 | 単著 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 71(1),125-140頁 |
総ページ数 | 16 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 閔 鎭京 |
概要 | 韓国は2011年11月に芸術家の職業的地位と権利向上を目的とし,「芸術家福祉法」を制定し,翌年11月には文化体育観光部傘下機関「芸術家福祉財団」を設立した。同財団の事業は,創作力量強化,不公正慣行改善,職業力量強化,社会セーフティネット構築,芸術活動証明,生活安定支援の6本柱である。2020年現在の財団予算は54億2,400万円と過去最高を記録し,前年対比89%増を示している中で,芸術家の創作活動の準備等を支援する「創作準備金支援事業」,芸術家の生活安定を図るために融資する「芸術家生活安定資金融資支援事業」の予算増加が際立っている。この二つの事業は,急浮上した新型コロナウイルス(COVID-19)災禍の支援策としても活用されている。このような緊急事態に芸術家が生き残ることに着眼し,生活の支援策を講じることの議論ができるのは,「芸術家福祉政策」という基盤と枠組みができているからであり,その意義は顕著である。 |
researchmap用URL | http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/bitstream/123456789/11374/1/71-1-b09.pdf |