今在 慶一朗
イマザイ ケイイチロウ IMAZAI Kei-ichiro 所 属 函館校 職 名 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2005/03 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 裁判外紛争処理における公正知覚 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 人文論究,74 |
巻・号・頁 | 149-154頁 |
著者・共著者 | 今在慶一朗・今在景子 |
概要 | 判決による解決と比較して簡便で実情に即した解決が期待できるADRには、法的拘束力がないという限界がある。ところが、消費者トラブルに関する本調査結果からは、解決過程で十分な発言機会を提供し、丁寧な対応をとることによって、当事者が手続きに対する公正感を強め、決定に対して受容的な態度を形成することが示された。この結果は、法的拘束力がないADRにおいても、手続きの設定の仕方によっては、当事者が納得できる解決を導くことが可能であることを示している。 |