前田 賢次
マエダ ケンジ MAEDA Kenji 所 属 札幌校 職 名 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/08 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 社会科の現状と実践・研究の課題 |
執筆形態 | 共著第一著者 |
掲載誌名 | 学力と教育課程の創造 ―社会認識を育てる教育実践とそのあゆみー |
出版社・発行元 | 同時代社 |
巻・号・頁 | 25-41頁 |
担当範囲 | 上記以外に5-18頁、あとがき |
著者・共著者 | 荒井眞一、佐々木勝男、白尾裕志、加藤公明、安井俊夫、中妻雅彦、渡邊雅子、木全清博 |
概要 | 「社会科を学ぶことによって子どもに何が獲得されるのか」という問いを1970年以降における「社会科の学力とカリキュラム」の視点から、実践事例を通して分析した。戦後の社会科、歴史教育のカリキュラム設計は、学問的成果を学び、 そこから教育内容を定めるタイプと、学ぶ子どもの側からの視点から教育内容をつくり出すタイプの筋道、教科論発想と授業論発想の2つのアプローチがあった。これらは、戦後社会科をつらぬいており、その統一をめざす模索と苦悩が続いている。また「生活科」 の問題にもふれ、低学年期における「生産労働」「遊びと労働」の教育内容ついてに言及した。生活科の登場は低学年教育における学力の質とそれを可能とする教育課程の問題を内在していた。生活科の可能性を拓く、愛知の石川順子、北海道の伊藤佳子(現:前田佳子)の実践例は、過去の蓄積の継承と発展として位置づけられ実践の指針となった。 |
ISBN | 978-4-88683-752-3 |