山田 玲子
ヤマダ レイコ YAMADA Reiko 所 属 札幌校 職 名 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/08 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 大学生の顎関節自覚症状に関する調査 |
執筆形態 | 共著第一著者 |
掲載誌名 | 北海道教育大学紀要(教育科学編) |
出版社・発行元 | 北海道教育大学 |
巻・号・頁 | 65(1),317-322頁 |
著者・共著者 | ◎山田玲子、大玉ゆりえ、津村直子 |
概要 | 顎関節症は増加傾向にあり,その患者は若年期に発症するため,学校歯科保健においても齲歯・歯肉炎・不正咬合に続く第四の疾患として注目されている。また,顎関節症は不正咬合だけではなく,口腔習慣,食習慣などを含めた生活習慣・習癖,器質的変化,心理的要因が原因であると明らかにされつつある。
そこで本調査は,大学生の顎関節の自覚症状と生活習慣・習癖をアンケート調査し,それらがどの程度影響を与えているのかを検討することを通し,顎関節症の発症予防と重症化・複雑化を予防するための指導・助言方法について考察することを目的とした。 調査の結果,多くの大学生が顎関節の自覚症状を有していることがわかり,また,普段の生活習慣との関連も示唆 され,顎関節に起こる症状は何気ない行動が負荷となって引き起こされるものであることが推測できた。 |