| 宮崎 拓弥 ミヤザキ タクヤ MIYAZAKI Takuya 所 属 旭川校 職 名 准教授 | |
| 言語種別 | 日本語 | 
| 発行・発表の年月 | 2016/02 | 
| 形態種別 | 大学・研究所等紀要 | 
| 標題 | 認知スタイルと感情的情報の種類の違いが記憶課題に与える影響 | 
| 執筆形態 | 共著 | 
| 掲載誌名 | 北海道教育大学紀要(教育科学編) | 
| 掲載区分 | 国内 | 
| 巻・号・頁 | 66(2),13-22頁 | 
| 著者・共著者 | 新田寛子・宮崎拓弥 | 
| 概要 | 数学の問題を解く際に、視覚的なイメージを用いた方が解きやすい人が存在する一方で、心の声のような言語的な手がかりを用いた方が解きやすい人が存在する。このような、個人に生まれつき備わった情報処理の傾向や課題遂行のための方略選択の好みを認知スタイルと呼び、認知スタイルの違いに応じた学習教材の提示が、学習成績の向上や学習効率の上昇に寄与するかが検討されてきている。本研究では、学習者の認知スタイルの違いと提示した刺激種類の違いが記憶成績に与える影響を心理学実験により検討した。その結果、学習者の記憶成績は、言語型よりも視覚型の認知スタイルが優れること、高空間イメージ型よりも低空間イメージ型の認知スタイルが優れることが明らかになった。 |