長谷川 範彰
  ハセガワ ノリアキ   HASEGAWA Noriaki
   所  属   旭川校
   職  名   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2005/07
形態種別 学術雑誌
標題 「遇不逢恋」の変容
執筆形態 単著
掲載誌名 『立教大学日本文学』
掲載区分国内
出版社・発行元 立教大学日本文学会
巻・号・頁 (94),15-25頁
総ページ数 11
概要 平安時代後期(院政期)以降に多く詠まれることになった恋題の一つに「遇不逢恋」がある。この「遇不逢恋」題に基づいて詠まれた歌の平安時代後期から鎌倉初期にかけての変遷について考察した。院政期初頭の「遇不逢恋」題の歌は再び女に逢うことがかなわなくなった男の嘆きが詠まれていたが、時代を経るに従い徐々に女性を作中主体とするものが増加していき、鎌倉時代初期においては待つ女の歌へと変貌していったことを確認した。