内藤 一志
ナイトウ カズシ NAITO Kazushi 所 属 函館校 職 名 特任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/01 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 古典教育意義論の行方 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 月刊国語教育研究 |
巻・号・頁 | (406),4-9頁 |
概要 | 「古典を読むことの意義」に関わる議論について、とくに1990年以降の国文学研究側の教育に関わる発言の整理を行った。すなわち国民国家論的観点から、古典の自明性への批判と、言説論的観点から古典をめぐる「我が国」「伝統」「文化」といった縛りを批判し、いかなる立場からどのように発言しているかを読み取ろうとする視点が、古典教育の目指す認識形成に通じる可能性を指摘した。 |