木村 貴紀
キムラ タカノリ KIMURA Takanori 所 属 旭川校 職 名 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/02 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 音楽批評に於ける遷移と組み替え |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 北海道教育大学紀要 人文科学・社会科学編 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 72(2),45-52頁 |
概要 | コロナ禍で演奏会は甚大な被害を被ったが、それはかつて挙行されていた演奏会に於ける前提が、コロナ禍によって悉く覆されたからである。音楽批評は演奏会の事後の営為であるだけに、演奏会が行われない以上成立しようがない。だがそのような時代に即して新しい取り組みが試みられようとする際、どの切り口から向き合うかが問われる。音楽界特有の慣習は演奏のみならず音楽批評も同様だが、もとより脆弱である地盤の上に立つ音楽批評が、コロナ禍という時期とそこでの演奏のあり方に対してどのような態度で臨むかを展望した。 |