川俣 智路
カワマタ トモミチ KAWAMATA Tomomichi 所 属 教職大学院(札) 職 名 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/04 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 教えるためのユニバーサルデザインから学びのユニバーサルデザインへ〜同質性を強調する「授業」から多様性を認める「学び」へ〜 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 臨床教育学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本臨床教育学会 |
巻・号・頁 | 6,69-88頁 |
著者・共著者 | ◎川俣智路 |
概要 | 本稿は日本で注目されている教育へのユニバーサルデザイン概念の適用について検討とするとともに,その問題点について検討し,それに代わる新たな理論的枠組みとして学びのユニバーサルデザイン(UDL)の可能性について検討している。現在の日本における教育のユニバーサルデザインを意図した実践は学習方法の同質性を過剰に強調し,子どもの学びの多様性を否定してしまっている。新たに提言したUDLでは主体的な学習者である学びのエキスパートを育てることを目的として,学びの多様性を尊重する理論的枠組みとなっており,本来のユニバーサルデザインの意味を踏まえた取り組みとなっていると考えられる。 |