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寺田 貴雄
テラダ タカオ TERADA Takao 所 属 札幌校 職 名 教授 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 1998/11 |
| 形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
| 標題 | 明治後期における洋楽普及と雑誌『趣味』 |
| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載誌名 | エリザベト音楽大学研究紀要 |
| 出版社・発行元 | エリザベト音楽大学 |
| 巻・号・頁 | 19,69-78頁 |
| 概要 | 明治後期に流行した〈趣味〉という語が〈鑑賞〉と同義の意味を内包していたことに着目した、当時の〈趣味〉観の解明のための予備的研究である。明治後期の雑誌『趣味』に掲載されている音楽関係の言説を通して、洋楽普及過程における諸相を当時の趣味観と関連させつつ検討した。いずれの言説も、趣味教育の意識、即ち、知識人による大衆への啓蒙教化としての性質をもつと同時に、この雑誌の中心人物であった坪内逍遙の文化思想が反映されていた。 |