野嵜 雄太
  ノザキ ユウタ
   所  属   函館校
   職  名   講師
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2022/08/31
形態種別 学術雑誌
査読 査読あり
標題 多様な当事者の考え方の理解を促す法教育授業実践 : 社会参画による地域の公園のルールづくりを通して
執筆形態 単著
掲載誌名 法と教育
掲載区分国内
出版社・発行元 商事法務
巻・号・頁 12,29-38頁
総ページ数 97
担当区分 責任著者
著者・共著者 野嵜 雄太
概要 ルールづくりと社会参画学習の先行研究を分析し、両者に共通する課題は、生徒が実社会の多様な当事者の考え方を理解することであった。そこで地域の公園のルールを題材とした単元を開発し、授業を実践した。
はじめに公園のル-ルづくりを行い、生徒自身の当事者観を明確にさせた。次に現地調査を行ったり、公園を管理する側の意見を聞いたりした。そして生徒が主導して地域の祭りの企画・運営を行い、意思決定を行ったり、多様な当事者と交流したりした。これらの学習活動を通して、生徒は自分が想定していた当事者と、実際の当事者との考え方の違いを認識し、自分の持つ当事者観を変容させることができた。
本実践により、生徒が実社会の多様な当事者の考え方を理解するには、 社会参画による考察が有効であることを、授業実践とその分析から実証的に明らかにした。
NAID 1520293666574430080