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            芳賀 均
           ハガ ヒトシ HAGA Hitoshi 所 属 旭川校 職 名 准教授  | 
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| 言語種別 | 日本語 | 
| 発行・発表の年月 | 2021/01 | 
| 形態種別 | 大学・研究所等紀要 | 
| 査読 | 査読あり | 
| 標題 | 複式学級における学年別指導による音楽の授業の検討―へき地校における異題材指導の実践を通して― | 
| 執筆形態 | 共著第一著者 | 
| 掲載誌名 | へき地教育研究 | 
| 掲載区分 | 国内 | 
| 出版社・発行元 | 北海道教育大学へき地・小規模校教育研究センター | 
| 巻・号・頁 | (75),47-54頁 | 
| 担当範囲 | 〈2〉を大野が、それ以外を芳賀が担当した。作稿においては、〈3〉・〈5〉・〈6〉の作表を大野が、それ以外を芳賀が担当した。 | 
| 著者・共著者 | 芳賀均・大野紗依 | 
| 概要 | 複式学級における学年別指導による授業に際し、音楽科は、異なる教材を同時に学習すると、他の楽曲の音が聞こえてくるという点に難しさがある。例えば、片方の学年が『春の小川』のレコード(CD)を聴いているときに、もう片方の学年が元気に『まきばの朝』を歌うといった状況は、音楽科の常識としてはあり得ない。しかし、学校の統廃合を含め、児童の転出入を考慮して、歌唱共通教材等に未習の内容が生じることを防止する観点で、異内容で行われる状況もある。本実践の結果、他学年の学習が自学年の学習にとって妨げになっていないこと、他学年の学習に関心をもつ様子が見て取れること、さらに、自律的に学習している様子が見て取れること、他学年に対する表現に喜びを感じていることが分かった。これらのことから、自律的で豊かな活動が実現されたと考えられ、ひいては個性化教育にもつながる可能性をもった学習であることが示唆された。 |