松原 尚志
マツバラ タカシ MATSUBARA Takashi 所 属 釧路校 職 名 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/04 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | Molluscan fauna of the “Miocene” Namigata Formation in the Namigata area, Okayama Prefecture, southwest Japan |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | Journal of Geological Society of Japan |
出版社・発行元 | Geological Society of Japan |
巻・号・頁 | 119(4),249-226頁 |
概要 | 岡山県井原地域に分布する "中新統" 浪形層の貝類化石群について分類学的な再検討を行い,本層の地質年代と古地理学的意義について議論した.今回得られたデータと最新の板鰓類化石のデータおよび予察的なストロンチウム同位体比に基づき,本層の年代は後期始新世後期に限られる.本研究および最近の研究から,第一瀬戸内海は異なる時代に存在した2つの海域,すなわち,南で太平洋に面した古第三紀の外海と北西部で日本海と接続していた内湾の中新世の海域,から構成されていたことが示される.したがって日本の新生代地史における「第一瀬戸内海」の概念については再評価される必要がある.Felaniella(Felaniella)namigataensis n. sp. (和名:ナミガタウソシジミ)を含むいくつかの種について,分類学的な記載・議論を行った. |
DOI | 10.5575/geosoc.2012.0048 |