芳賀 均
ハガ ヒトシ HAGA Hitoshi 所 属 旭川校 職 名 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/01 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 複数の小学校と大学とをオンライン会議システムで結んだ音楽授業の試み―へき地校と市部の学校との合同学習― |
執筆形態 | 共著第一著者 |
掲載誌名 | へき地教育研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 北海道教育大学へき地・小規模校教育研究センター |
巻・号・頁 | 77,21-29頁 |
総ページ数 | 10 |
担当範囲 | 〈2(1)〉は森が,〈4〉は大野が,〈3(2)①〉の実践に使用する学習指導案作成は学生の要望をもとに芳賀均が担当した。それ以外の部分については,五者の共同によって行ったため分別は不可能である。作稿においては,〈2(1)〉を森が,〈3(2)②〉を芳賀真衣が,〈3(2)③〉〈4〉を大野が,それ以外の部分を芳賀均が担当した。 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 芳賀均・西山洋平・芳賀真衣・森健一郎・大野紗依 |
概要 | へき地・小規模校においては,依然,固定したメンバーによる話し合いで考えの多様性に乏しい,刺激が少なく学習意欲が低迷する,ということがいわれている。そうした,いわばハンディーキャップともいえる状況の緩和のため,本実践では「集合学習」の方法を取り入れ,距離の大きく離れた学校同士,さらに大学ともオンライン会議システムで結んだ形による授業を試みた。こうしたオンライン会議システムを活用した授業は徐々に取組が広がってきているとはいえ,全国的に見ても,未だ取組の歴史が深いとはいえず,特に,へき地校の音楽の授業においては,その効果はあまり明らかになっていない。本実践は,そうした,実践のへき地・小規模校の抱えるハンディーキャップの緩和に係る効果について,実践に参加した学生や児童や教員等の感想を分析することを通して示唆を得ることを目的とした。実践の結果,児童にはやりがいや達成感,自信,学習意欲の増加,価値観の変容等が,授業を実施・参観した教員には日頃の授業づくりの悩みの解消や業務への意欲の向上が,授業に参加した学生には児童の力への感心や教員として指導する意欲の向上等が見られ,本実践で行った試みが様々な側面から,へき地・小規模校教育の充実に資する可能性が示唆された。 |
ISSN | 0387-2912 |