萬谷 隆一
ヨロズヤ リュウイチ YOROZUYA Ryuichi 所 属 札幌校 職 名 特任教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/03/20 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 小学校英語における望ましい指導者についての意見と関連要因についての調査 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | JES Journal |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 小学校英語教育学会 |
巻・号・頁 | 21,70-81頁 |
総ページ数 | 210 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 萬谷隆一 |
概要 | 小学校英語教育での望ましい指導形態として,専科教員,担任教員,又はティーム・ティーチング(TT)が良いかについての教師の意識と関連する要因を探った。小学校教師64名に質問紙調査を行い,指導者として専科教員・担任教員・TTがどの程度望ましいか評価してもらった(指導体制意見)。さらに指導体制意見と,専科・担任の立場,指導観(定着,正しい英語の習得,伝え合い,児童理解,授業規律,授業の活動構成)との関連性について分析した。分析の結果,1)専科・担任・TTのうち,担任単独の指導よりもTTがより支持されたこと,2)指導体制意見においては,専科・担任の立場で差異はみられないこと,3)担任教員に比して,専科教員が「授業規律」が重要であると答える傾向があること,4)「授業規律」を重視する教員ほど,専科教員が教えるべきではないと考える傾向があり,その傾向は特に担任教員に顕著にみられること等が明らかになった。小学校英語における望ましい教師の資質や制度について考察した。 |