蔦森 英史
ツタモリ エイシ TSUTAMORI Eishi 所 属 旭川校 職 名 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/12 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 就学前児における系列運動学習過程の予備的検討
-運動を苦手とする自閉症スペクトラム障害児2名の事例検討- |
執筆形態 | 共著第一著者 |
掲載誌名 | 臨床神経心理 Clinical Neuropsychology (Tohoku) |
出版社・発行元 | 東北神経心理懇話会 |
巻・号・頁 | 24,21-30頁 |
著者・共著者 | ◎蔦森英史, 伊藤祐康, 蔦森絵美, 高橋春一, 山口佳小里, 一箭良枝, 深津玲子 |
概要 | 自閉症スペクトラム障害(Autism Spectrum Disorder: ASD)は運動スキルの獲得に困難を示すことが報告されている。本研究では固有受容感覚フィードバックに強く依存した学習過程が、ASDの運動スキル学習に影響する可能性に関して検討した。就学前ASD児2例を対象とし、系列運動学習課題を実施し、固有需要感覚フィードバックに基づくCovered条件と、視覚フィードバックに基づくOpen条件を設け、予備的に年齢対象群と比較検討した。その結果ASD児1例目は両条件とも反応時間が遅延し、仮設に反する結果であった。一方2例目はCovered条件においてのみ反応時間が対象群の1SDの範囲内まで改善しており、仮設を支持する結果であった。今後は症例数を増やし仮設を検証する必要がある。 |