本田 真大
ホンダ マサヒロ HONDA Masahiro 所 属 函館校 職 名 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/03 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 援助要請の最適性と機能性―「相談すること」の困難さに関する研究と実践― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本学校心理士会年報 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 10,33-41頁 |
著者・共著者 | 本田真大 |
概要 | 本論文の目的は「相談すること」の困難さの理解と解決・解消の方向性を「援助要請」という心理学の概念から提言することである。まず援助要請の研究から,「相談すること」の困難さには過少性,過剰性,非機能性,の3つがあることを指摘し,援助要請研究の目標が最適で機能的な援助要請行動であることを示した。そして,援助要請行動の生起過程に関するモデルと援助要請行動後の過程に関するモデルを取り上げ,それぞれのモデルの特徴,モデルを支持する研究知見,モデルに基づいた実践,などを展望した。最後に,「援助要請に焦点を当てたカウンセリング」(本田・水野,2016)の開発について論じた。 |