今在 慶一朗
イマザイ ケイイチロウ IMAZAI Kei-ichiro 所 属 函館校 職 名 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/02 |
形態種別 | 大学・研究所等紀要 |
標題 | 対人葛藤時の児童の方略選択に関する学校種間比較――へき地校に通う児童は「消極的」か? |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 北海道教育大学紀要(教育科学編) |
巻・号・頁 | 64(2),31-41頁 |
概要 | 先行研究によれば、現在でもへき地校の児童の社会性について否定的な印象を抱く教員や保護者がいるが、そうした児童観が事実に基づくものであるかどうかについて検討した。実際に学校で見られるような4種の対人葛藤場面についてシナリオ実験を行い、都市部の市立小学校、都市部の大学の附属小学校、郡部の小学校、へき地の小学校を比較した結果、へき地校の児童に著しい特徴は見られなかった。また、全体的に、教員との相互作用が対人葛藤時に統合的な方略を促進し、攻撃的、回避的な方略を抑制することが確認された。 |