今在 慶一朗
イマザイ ケイイチロウ IMAZAI Kei-ichiro 所 属 函館校 職 名 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/03 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 「20世紀の石器人」の現在 インドネシア・ワメナにおける紛争と調停に関する予察 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 総合人間科学 |
出版社・発行元 | 総合人間科学研究会 |
巻・号・頁 | (4),127-134頁 |
著者・共著者 | ◎村田敦郎・今在慶一朗 |
概要 | インドネシアのパプア島に暮らすダニ族は、従来、「首狩り」「人食い」といった習慣がある「20世紀の石器人」とよばれてきた。現在では、高齢男性以外は衣服を身に着け、子どもたちも小学校に通うようになり、かつての記録された様子とは状況が変わりつつある。しかし、その一方で、現在でも弓矢による「戦争」の習慣は残っており、政府の警察もこれを容認しているのが現状である。本研究では、ダニ族の紛争とその解決の様子について本格的な調査を行うにあたり、、従来の知見を概観し、2014年3月に現地を訪れた際に見聞した事柄を交え、調査を行う際の観点について整理を行った。 |