山中 謙司
ヤマナカ ケンジ YAMANAKA Kenji 所 属 旭川校 職 名 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/03 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 小学校理科と算数を関連付ける授業改善の検討-「流れる水の働き」と「割合」に関する指導- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 学校教育実践ジャーナル |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本学校教育実践学会 |
巻・号・頁 | 5,1-10頁 |
概要 | 学習指導要領では,各学校におけるカリキュラム・マネジメントの観点から,教科間を関連付けた指導の充実が求められている。しかし,その授業の実際については授業者に委ねられることが多く,その効果についても差があるのが現状である。そこで,本研究は,小学校理科と算数を関連付けた授業を分析し,教科間を関連付けた指導の際に必要となる教師が獲得しておかなければならない力や授業に対する態度,姿勢を明らかにすることを目的とする。
理科で明らかになった課題を改善するために7学級で実施した算数の補充指導では,指導の効果に違いがあったことから,提示した学習指導案についての教師の理解や教科間を関連付けた指導の日常的な取組など教師調査を実施した。実際の授業の展開や指導の効果との関連を検討した結果,教師の教科間を関連付けた意義の理解と学習の日常化や,本時に用いる教科固有の考え方の明示などの6点をおさえて授業をデザインすることの重要性が明らかとなった。 |