| 村上 健太郎 ムラカミ ケンタロウ MURAKAMI Kentarou 所 属 函館校 職 名 准教授 | |
| 言語種別 | 日本語 | 
| 発行・発表の年月 | 2022/12 | 
| 形態種別 | 学術雑誌 | 
| 査読 | 査読あり | 
| 標題 | 都市の石積み擁壁に成立した国内外来種モエジマシダ群落の管理に関する一考察 | 
| 執筆形態 | 単著 | 
| 掲載誌名 | 環境情報科学学術研究論文集 | 
| 掲載区分 | 国内 | 
| 巻・号・頁 | 36,51-56頁 | 
| 総ページ数 | 6 | 
| 担当区分 | 筆頭著者 | 
| 著者・共著者 | 村上健太郎 | 
| 概要 | 大阪市に移入・定着した国内外来種モエジマシダ(Pteris vittata)群落について立地環境特性や構成種を明らかにし,その取扱いについて考察した。本種が生育していた石積み擁壁を調査区として,対照区(モエジマシダがない擁壁)と比較したところ,外来種の相対優占度は調査区のほうが高い傾向が見られた(Wilcoxon test p=0.009)。しかし,対照区においても優占種は荒地植物であるため,本種の定着の影響は限定的と推定される。現時点では,本種を除去する必要はなく,土壌汚染の環境指標植物として活用していくべきであると判断された。 |