森 健一郎
  モリ ケンイチロウ   MORI Kenichiro
   所  属   教職大学院(釧)
   職  名   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2020/09
形態種別 大学・研究所等紀要
標題 理科における「動的平衡」概念に関わる生徒の思考の段階
執筆形態 共著第一著者
掲載誌名 日本体育大学大学院教育学研究科紀要
掲載区分国内
出版社・発行元 日本体育大学大学院教育学研究科
巻・号・頁 4(1),89-99頁
総ページ数 11
担当区分 筆頭著者
著者・共著者 森健一郎、角屋重樹、稲田結美、雲財寛
概要 本研究は、生徒が「動的平衡」に関わる現象について思考するとき、次のような3つの段階があることを検証することが目的である。3つの段階とは、(Ⅰ)現象を要素に分けることに気づく、(Ⅱ)「2つの逆向きの作用」の存在に気づく、(Ⅲ)「2つの逆向きの作用」が「均衡」していることに気づく、である。このことを検証するために、3つの段階が明確になるような調査問題を工夫、作成、実施した。結果、3種の設問に対する(Ⅰ)~(Ⅲ)の人数分布が異なった。この結果から、生徒の思考に段階があることが確認できた。そして、3つの段階のうち、(Ⅰ)現象を要素に分けることに気づく、という段階がもっとも困難であることが推察できた。
ISSN 2433-8656