今在 慶一朗
イマザイ ケイイチロウ IMAZAI Kei-ichiro 所 属 函館校 職 名 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1999/03 |
形態種別 | 学術雑誌 |
標題 | 政治的決定に関する公正知覚の社会心理学的考察;消費税率引き上げに対する国民の評価 |
執筆形態 | 共著第一著者 |
掲載誌名 | 文化, 62 |
巻・号・頁 | 113-133頁 |
著者・共著者 | 今在慶一朗・大渕憲一・菅原郁夫 |
概要 | 消費税率の引き上げ問題を題材として、人々が自己利益だけでなく、公正さに対する関心を持ち、公共的な視点から政策を評価しているという予測について検討を行った。質問紙調査によるデータを分析した結果、人々が、新たな政策が自己利益につながらないとしても、それが適切な過程を経たもので、みなが公平に負担を負う性質のものであるならば、そうした決定が国民にとって受け入れやすくなることを確認した。これは国民に負担を強いる政策であっても、その実施の仕方によっては彼らの理解を得ることが可能であることを示唆している。 |