福江 良純
フクエ ヨシズミ FUKUE Yoshizumi 所 属 釧路校 職 名 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011/12 |
形態種別 | 学術雑誌 |
査読 | 査読あり |
標題 | 石井鶴三の立体理論と美術解剖学 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 美術解剖学雑誌 |
出版社・発行元 | 美術解剖学会 |
巻・号・頁 | Vol.15(1号),41-54頁 |
概要 | 人体の解剖的知識は芸術の写実的再現に資すると考えられてきた。しかしながら、近代以降、芸術の主題上の要請は彫刻にディフォルメをもたらし、解剖学と彫刻は整合性を失っていく。この時、彫刻家は解剖学から何を捨象したのか。本研究は、近代の造形意識を集約し、人体彫刻の形成原理を考究した彫刻家石井鶴三の「美の解剖学」を取り上げる。彼は、人体を造形論的に再解釈し、解剖学と同様に彫刻を構造的に系統化した。 |